天井のとらんぷ (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 20
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061838079

感想・レビュー・書評

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  • 以前古本で買った積読本。あまり気にせず短編ってことだけで手に取ったけど、曽我佳城シリーズだったので全集の方で一度全て読んでるものだった……とは言え、それもだいぶ前の話なのでこの中で覚えていたのは3作くらい。ミステリと奇術、どちらかといえば奇術の方に比重があるような作品ばかりでしたが、それこそこの作家ならではの作品だなーと思わされます。ただ文字情報のみなので奇術の仕掛けが上手く想像出来ないこともあります。ミステリとしてというより、変わり種本くらいの感覚で読めば楽しいかも。

  • 曽我佳城シリーズ第一弾だが、このシリーズは主人公が好きになれない。

    主人公が美人で品があって、誰からも愛されて、頭の回転が早く、事件を解決するなんて、よくある推理小説の王道すぎて、つまらない。折角の泡坂のユーモアが楽しめないシリーズ。

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著者プロフィール

泡坂妻夫(あわさか つまお)
1933~2009年。小説家・奇術師。代表作に「亜愛一郎シリーズ」など。『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞。『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞。『蔭桔梗』で第103回直木賞。

「2020年 『秘文字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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