夜ごとの揺り篭、舟、あるいは戦場 (講談社文庫)

  • 講談社 (1986年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (190ページ) / ISBN・EAN: 9784061838444

みんなの感想まとめ

母親へのコンプレックスを抱える主婦が、セラピストとの対話を通じて自立していく過程を描いた物語は、女性の内面に潜む複雑な感情を深く掘り下げます。主人公の思考に寄り添いながら、母親や父親との関係に起因する...

感想・レビュー・書評

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  • 初読

    このタイトルすごく好き。

    森さんの著書の中で異色の作品。
    セラピーに通った実体験と綴っている。

    激しくて深くて暗くて
    悲鳴のようで泣き声のようで唄のような

    何かが埋まってる様な気もするけど結構きつくて
    さらっと読み流してしまいました。
    無いかもしれないけど。あるかもしれないね。

    結局リゾートの男は現実なのかなにかの幻想なのか
    それもわかりませんでした。

  • 森さんにしてはめずらしい文体。
    興味深いけど、読みづらい。

  • 6ヵ月にわたるセラピストとの対話のなかから現れたのは、いつも私の心を抑えつけてきた母の存在だった。自己の意識の下に漂い続ける“女の性”をみつめ、精神の解放と、自立していく自己の姿を官能的に描く問題作。

  • 森瑶子さんの小説の中で、もっとも忘れられない一冊。セラピストの取材を通し、作者自身も自分を掘り下げるはこびとなり、この本ができたそうです。

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著者プロフィール

森瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市生まれの小説家。本名、伊藤雅代。
幼い頃からヴァイオリンを習い始め、東京藝術大学器楽科入学。この時フランス文学にのめりこんだうえ、様々な人々と積極的に交流し、卒業後に就職。結婚と育児に追われる。1977年に池田満寿夫が『エーゲ海に捧ぐ』で芥川賞を受賞したことを機に、初の作品『情事』を書き、すばる文学賞を受賞しデビュー。
37歳でデビューしてから52歳で没するまで、小説、エッセイ、翻訳など100冊を超える著作を生んだ。作品の多くがテレビドラマ化されている。代表作に、『スカーレット』『夜ごとの揺り籠、舟、あるいは戦場』など。

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