- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061838987
感想・レビュー・書評
-
2021.8.28市立図書館
神宮輝夫さんの訃報を聞いた。センダックやランサム・サーガの翻訳などで有名だけれど、わたしがその名を覚えたのは高校生の時に手に入れたこの文庫本だったな、と思い出して借りてみた(実家の本棚に「夏至の魔法」とともにあるはず)。
1920年代にイギリスで刊行されていた年刊作品集<ジョイ・ストリート>9巻から選んで訳出された11編のファンタジー童話。挿絵も原書から。ミルンやファージョンにはここでであったのだろう(「くまのプーさん」はお料理読本を持っていたけれど、物語の方は読んだことがなかった)。
もう内容もすっかり忘れていたので、再読と言っても初読のような気分で読めたが、表題作「銀色の時」はやはり絶品だった。昔話風の「ウサギの王子」「幸福な王子」なども好き。リスのお菓子屋さんの2篇もたのしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく好きな本です。
へんてこな町に行っちゃう話が好き。
全3件中 1 - 3件を表示