- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061839045
感想・レビュー・書評
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みんなバカばっかり。出てくる登場人物の誰一人も共感すべき事がなかった。古いだけあって男の浮気は甲斐性だ的な要素が満載。ま、この本に関しては女も浮気してるけど。もっと面白いかと思っていたので期待外れだった。
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初めて瀬戸内 寂聴さんの作品を読む。
内容は、官能小説か!っと突っ込みたくなるほどの描写。
男と女が不倫をしまくる。
男性側から描く不倫の考えと女性側からの考えの違いが面白い。
最後は因果応報なのか、各登場人物の終わり方が寂しい。
ただ途中でダレてしまった。 -
その都度、主人公と言える人が変っていきますが、世の中が狭いのか
類は友を呼ぶのか、どこかしらに繋がりが。
自分は浮気しても、妻はしてないと思っている人…確かにいます。
自分にとって『妻』はまったく魅力的でなくなったから、といって
他者がそうとは限りません。
むしろ、それによって安心しまくっている人もいるわけで…。
これだけ浮気の話が横行している中で、一体どう決着をつけるのか。
驚きというか、あっけないというか、溜まったつけがきましたよ、というか。
代償としては大きかったかも知れませんが
自分が蒔いた種がここまで育っただけです。
浮気をするなら、完全に人知れずどうぞ?w
まぁするだけの気力も体力も根性もないですが。 -
「晴美」から「寂聴」になる直前の作品である。
そのときの作者の年齢は51歳で、
今の自分と近いだけに余計に生々しく感じた。
こういった昼ドラ的ドロドロ感は(笑)、
好き嫌いが完全に分かれるだろうが、
この人の書く文章は面白いと思う。
よく考えられたストーリィだなとも思う。
長編でも飽きずに読める。
「蜜でもあり毒でもある性愛」について書かせたら、
この人の右に出る者はいないんじゃないだろうか。 -
それだけかいっ!ってまあそれだけだ。
瀬戸内晴美の作品





