- Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061839373
感想・レビュー・書評
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「雪の断章」がすごい吸引力だったので、姉妹編を手に取るが、今作はそれほど。出だしから設定に無理がありすぎて、入り込めず、王朝じゃないんだから、私企業で、その展開、その設定はと思ってしまって。かけめぐる情念的なものにも。ただ、雪の断章の登場人物がチラチラと見え隠れするのが個人的には吉。
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坂本から借りた
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20091020読了。
あまりにしんどい主人公で読みきれるか心配でしたがどうにかこうにか読み終えました。内容が楽しめないのはおいておいて、次作があるにもかかわらず、随分と種明かししてくれた本作でした。 -
この世界観に見事にはまってしまいました。
佐々木 丸美さんの作品はすべてがどこかでつながっています。
その構成がとてもうまくて。
これらの作品に出会えたことに感謝です。
もう続編が読めないことが本当に残念です。
この先の彼らにはもう想像でしか出会えないんですね。 -
佐々木丸美さんの「雪の断章」を昔々読んで、今回この「忘れな草」を読んでいたら、後半登場したある人物の名前にアレ?
っと思い当たり、もう一度「雪の断章」を読み返してみると、なんと三部作つながりでビックリ!最後の「花嫁人形」も続けて読もうと思いましたが、膨大な蔵書の中から捜すことが出来ず・・・困っています。
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雪の断章の続編。孤児シリーズと称し「雪の断章・忘れな草・花嫁人形・風花の里」とつづく。
続編といっても、全くの続きではなく
雪の断章と同じ時の中、飛鳥と血のつながりのある他の孤児たちがどのように生きていたかにスポットを当てる形の続編です。
雪の断章でのトキさん、拓也、史郎さん等・・飛鳥を取り巻いていた人々が関わる事柄が描かれていますので、雪の断章では見えなかった部分が露出します。
この話は、二人の少女の幸せをつかむための悲しい戦い。
相手の幸せを願う反面、自分の幸せを求める矛盾に少女たちは苦しみもがきます。特に考えさせられる物語だと思います。
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孤児シリーズ2作目
読んでいると、雪のイメージが強く感じられる。
北国の雪の冷たさ、厳しさ、はかなさetc…
でも、それに慣れ親しんでいる安心感、暖かさも感じられるな〜 -
「雪の断章」「花嫁人形」で三部作だったと思う。「雪の断章」探してます。
佐々木丸美の作品






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