- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061840089
感想・レビュー・書評
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同作家さんの「写楽殺人事件」を読んでいて、専門的な言葉多く出てくるのに度々ページが止まってしまい、まずは浮世絵を少し勉強してから読もうと本書を図書館から借りた。
北斎や有名な画家の名前は知っていても、〇〇派、 そしてその門下がどれほどいたのかということはよく知らず、浮世絵の基礎的な歴史もあまり知らなかったけれど、この本は本当に導入部分からわかりやすく説明してくれているので特に抵抗もなく読めた。
一人一人の画家を丁寧にしかし簡潔に説明してくれていて、読み応えもある。
これで「写楽殺人事件」が読みやすくなるといいのだけれど。
また事典と言えど文庫なので、1冊手元に置いておきたい本だなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浮世絵鑑賞のお供に。 浮世絵を見る時は、是非携帯したい一冊。
作家としても有名な著者のデビュー作は「写楽殺人事件」でした。もともと浮世絵を研究していたそうで、その成果としてこのガイドブックが書かれたようです。江戸時代の庶民芸術である浮世絵には、いろいろな作者、作画パターンがあり、バラエティに富んでいてとても面白いです。
好きな浮世絵師は、やっぱり風景画の広重かな。葛飾北斎もいいけれど、ちょっとドラマチックで大胆過ぎる構図が好きではないかも。どちらも素晴らしい浮世絵師なので、この本を片手に見に行くと楽しいでしょう。 -
写楽殺人事件に続いて、私が浮世絵好きになったきっかけの本。アマゾンのマーケットプレーイスで結構な値段になっていてびっくり.
(再登録時は2000円だった)
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