開けっぱなしの密室 (講談社文庫)

著者 : 岡嶋二人
  • 講談社 (1987年7月8日発売)
3.22
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  • 27レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840164

開けっぱなしの密室 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017年4冊目。
    岡嶋二人コンプリート計画続行中w
    今までの経験上、岡嶋二人は短編も面白いと分かってはいたけど、今回も面白かった。
    まずタイトルが凝っていてやや意味不明なところが惹きつけられる。6作品の中では「罠の中の七面鳥」「がんじがらめ」が好き。「罠の中の・・」は井上夢人の「もつれっぱなし」みたいな運び方。初めて岡嶋二人を読む人には読みやすくていいかも。

  • 六編収録の短編集。タイトルの付け方が面白いですね。どんな話だろうかと興味を惹かれます。どの作品も読みやすい上に、捻りを効かせた短編ばかりで初期作品だとは思えませんでした。独白と会話のみという構成が面白い「罠の中の七面鳥」や、20ページ足らずの作品ながらも充実した内容の「火をつけて、気をつけて」等、短編ならではの楽しさに満ちた作品でした。

  • 突っ込みどころは色々あるが、本格物としてはまあまあの短編集。

  • 6つの短編集
    「罠の中の七面鳥」
    「サイドシートに赤いリボン」
    「危険がレモンパイ」
    「がんじがらめ」
    「火をつけて、気をつけて」
    「開けっ放しの密室」

    程よい長さの短編集だった。
    設定がどれもおもしろいし
    本当によく構成されているミステリー
    文体が様々で、どんな話も飽きさせない

    6つの中では、私は一番初めの
    罠の中の七面鳥」がいちばんすきだった。
    どんな結末になるのかが、全く分からない。興奮した。

    あと「危険がレモンパイ」というタイトルがすごい好き。
    「危険がいっぱい」とかけてるのかな
    そういうのけっこう好き

    最後の最後まで、犯人の候補者すら思い浮かばない話が多い

    読みながら疑いをもってしまう人はどれも結局犯人じゃなかったり、
    読者心理の裏の裏や裏の裏の裏をかく感じが
    やっぱすごいなあと思う。

  • 短編ミステリ六話収録。短編としてどれも読みやすくキリの良いサイズ感。表題作と『サイドシートに赤いリボン』は徐々に事件の関係者の相関図が見えてくる展開の素人探偵パターン。『がんじがらめ』と『火をつけて、気をつけて』は犯行手口の描写で「え、でもこれだと…になっちゃうんじゃね?」と思った部分がやっぱり犯行の破綻箇所になるウッカリドジパターン。『罠の中の七面鳥』『危険がレモンパイ』は食材タイトルモノ。…っていう、カテゴライズがされた読了印象であります。

  • あとがきにもあったけど、短編それぞれのタイトルがホントしゃれてる。センスがよすぎ。“危険がレモンパイ”てなんのこっちゃ?!って考えながら読むのも楽しかった。タイトルだけじゃ、どんな事件が起こるのか分からないから、何が起こるんやろ~?!っていうドキドキワクワク感も楽しめた。
    情景描写が巧いので、場面場面が頭にすぐ浮かぶから、サクサク読める。

  • 短編集「罠の中の七面鳥」「サイドシートに赤いリボン」「危険がレモンパイ」「がんじがらめ」「火をつけて気をつけて」「あけっぱなしの密室」の6編。短編ながら安定したしっかりとしたストーリ展開。楽しめる。

  •  久しぶりの岡嶋二人。ユーモラスな語り口が好きなんだが、新しい作品は出てこないらしいからさびしい。未読作品を見つけたので即効で入手。なんとふざけたタイトルなんだが、とても楽しみにしていたものだ。

     期待通りに楽しい作品が満載。特に玄関が開いた状態での殺人という表題作は傑作かな。もちろんオチはつまらないといえるのだが、密室を逆手に取った考えはユニークである。軽いタッチが好みかな。

  • 作品の紹介
    都会派ミステリーの旗手がおくる傑作推理集親友の夏美が引越したばかりのアパートで殺され、悦子は自分で犯人探しにのり出した。なぜ犯人は密室の鍵を開けていったのか。表題作など、快作6編を収録する。 。

  • ミステリー短編集。
    どれもクオリティーは高い。
    「開けっぱなしの密室」開けっぱなしなのに密室?読んで見るとなるほど納得。

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