オホーツク殺人ルート (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840249

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  • 北海道と伊豆を舞台にした2つの殺人事件。
    十津川警部は同一犯だと感じて捜査する。

    2つとも管轄でない。
    神奈川県警の誤認逮捕の可能性がある。

    微妙な中で、冷静な行動が光る。

    鉄道と飛行機の話題も豊富。
    十津川ものでは中の上という感じでしょうか。

    最後のFAXで逮捕に向かったことを知らせるのがすごい。
    これからの殺人を防ぐことが、犯人の逃亡を促すことになるよりも優先順位が高いことが分かる。

  • 1999.1.28 19刷 514
    北海道の観光地めぐりだけ、という好条件のアルバイトに狂喜した女子大生ふたり。存分に旅を楽しんだあと、彼女らは別行動をとる。ところが直後、ひとりはサロマ湖畔の砂丘に埋められた!同じ頃、伊豆下田では女性作詞家の死体が発見された。二つの事件の関係は?新境地を拓く旅行ミステリーの秀作。

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍。

「2023年 『一千万人誘拐計画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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