風を見た少年 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 84
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840560

感想・レビュー・書評

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  • 高校生の時、参考書を買うと嘘をついて、c.w.ニコル氏の本を買っていた。これは最初に買った本です。物語世界の中に引き込まれた。作者描くカバー装画、挿絵も好きだった。……ニコル氏の、ご冥福を、お祈り致します。合掌。

  • ぼくがあいつ、つまり風を見た少年について、語る。
    その少年は風が見える、だから空を飛ぶことができる。
    自然界の生き物や山や川の声も聞くことができる。
    そして、もっとも人間会で重宝されるのは、怒りなどの感情を向けた対象を破壊することできる。
    たしか時空も超えている気がする。そう、他人の心の中に入ったり、心を読んだりもしていた。

    人間界と自然界を仲介するような存在のこの無邪気な少年を通して、私たち人間の存在を少し相対化して見る。
    書かれたのは1983年。
    国家とか、核開発とか、人間の発展はどこに行くんだろう、って、今一度考えさせられるファンタジー。

  • 恐らく僕の読書人生で初めて再読した本。 31年前に完全理系の僕にほんのわずかな期間訪れた第1回読書ブーム時に読んだ本。 僕の記憶では著者からの現代社会への警告をファンタジー的要素をちりばめた物語として書かれた作品と言う印象。 内容は結構重たい題材だがとても読み易いし当時も今も考えさせられる内容。 細かな所までは全く覚えてなかったがもとても面白かった記憶は今読んでも変わらず面白かった。 再読してよかったと思える作品。 ※ でも何で今頃この本を再読する気になったのか? ただ単に想い出に浸りたかっただけか?

  • 風を見た少年 (講談社文庫)

  •  
    ── Nicol, C. W.《風を見た少年 198301‥ クロスロード 19870708 講談社文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4061840568
    (C・W・ニコルが初めて日本語で書いた長編ファンタジー)
     
     ニコル父娘 ~ 退院の日に娘逮捕 ~
     
    ♀ニコル・亜莉紗    無職 1986‥‥ 長野 /20170207(31)逮捕 201611‥ 覚醒剤容疑
    /妊娠中「この子は私の人生の救世主 20170124 祝4カ月半 Facebook」20170128 病室ツーショット
     
     Nicol, Clive William 作家 19400717 Wales /20170207(76)直腸がん手術退院
    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/02/10/kiji/20170210s00042000007000c.html
     
    https://twitter.com/awalibrary/status/829813852141334529
     
    /日本名=ニコル シーダブリュー/1995 帰化“ウェールズ系日本人”
    /20160606 アファンの森を訪れた天皇陛下と美智子皇后の散策案内役
    /前妻との間に3女、麻莉子との間に1女/キラメッセ室戸鯨館長
     
    ♀ニコル・麻莉子 作曲・画家 194,‥‥ 長野 /1980 結婚(後妻)
     
    (20170210)
     

  • 子どもの頃に見た舞台での、見つめる力/返ってくる力を矢印で表現する手法がなかなかに忘れられない。
    世代的にちゃんと見たことはないんだけど、なんとなくひょっこりひょうたん島を連想する。もっとダークにした感じ。

  • 森はあたたかい。

  • なんとなく図書館で借りて読みました。
    うう~ん。きっといいお話なんでしょうが色々と足りないというか色々と補足が多すぎるというか。星新一さんのお話に似ているなあと思いました。

    どうでもいいけどアイツの本当の両親はどこに行ったんでしょうねえ。アイツの正体が私達と同じ無力な子供なのか、それともそういう特殊な人間なのかが不明なのでなんとなく感情移入も出来ず、ふわふわと読んでしまいました。なるべく迷惑はかけたくないですが自分ひとり誰の世話にもならず生きていくのは不可能ですよね。

  • 作者が日本語を学んで9年目の自分を日本で生まれて9才と称して日本語で書いた物語。映画は見てないけど、本は好きでした。

  • 00mmdd読了

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著者プロフィール

C. W. ニコル:1940年、英国南ウェールズ生まれ。95年、日本に帰化。英国女王より名誉大英勲章を受章。ナチュラリストとして長野の黒姫山を護り、ウェールズ地方の森林保護運動と連携して「(財)C. W. ニコル・アファンの森財団」を設立。著書に『15歳の寺子屋 森をつくる』など多数。

「2018年 『BIOCITY ビオシティ 75号 東日本大震災、復興の光と影』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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