2人だけの競奏曲 (講談社文庫)

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感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840775

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  • '93.10読了。
    同じテーマを二人の作家が書いていく短編集。おもしろいし、サクサク読めるから再読率も高い。

  • 赤川 次郎 と 横田 順弥が、編集者の出すお題を、毎号、超短編小説(ショートショート)にしていく。
    横田は、超短編小説作家とのこと。

    相手が赤川次郎であっても断ることはできなかったのだろう。
    本になったときの恐ろしさを最後の対談で語っている。

    読んだところ、強弱がついて、本当に競奏曲になっているのがすごい。
    企画としては成功だから文庫にもなったのだと思う。

    通勤時間で読み切れる長さなので、お勧め。

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著者プロフィール

赤川次郎
一九四八年、福岡県生まれ。七六年に「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞し、サラリーマンから作家業に専念する。八〇年に『悪妻に捧げるレクイエム』で角川小説賞を受賞。二〇一六年に『東京零年』で吉川英治文学賞を受賞。『セーラー服と機関銃』『ふたり』『午前0時の忘れもの』など著書多数。〈三毛猫ホームズ〉〈幽霊〉〈三姉妹探偵団〉など人気シリーズを多数持ち、シビアな事件・出来事を温かい視線で描き続けている。

「2023年 『めざめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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