ぼくらの世界 (講談社文庫 く 2-14)

著者 : 栗本薫

• 講談社 (1987年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2012年9月13日]

「ぼくらの時代」が賞を取ったことをもじったもの。

自分の経験を，主人公を名前を同じにして，
男性に変換して書き下したもの。

ぼくらの時代よりは，こなれていて，
栗本薫節が流れている。

身近な人が亡くなったことに対する
恐怖，哀悼がないのがちょっと残念な感じもする。

[arasekinさんの感想 · 2012年6月2日]

さいこうのエピローグ。何も言うことはない。
ちなみに個人的には猫目石がもっとも好きだ。

[karin-rさんの感想 · 2010年4月18日]

（メモ：高等部１年のときに読了。）

[妙宏さんの感想 · 2008年8月23日]

彼女のシリーズの中では比較的グロくなく同性愛者も少なくて、文体(一人称)さえ気にならなければ、薦めやすい本。

著者プロフィール

東京都生まれ。早大卒。江戸川乱歩賞、吉川英治文学新人賞受賞。中島梓の筆名で群像新人賞受賞。『魔界水滸伝』『グイン・サーガ』等著書多数。ミュージカルの脚本・演出等、各方面でも活躍。

「2019年 『キャバレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」