われら梁山泊の好漢 柴錬水滸伝 (一) (講談社文庫)

  • 講談社 (1987年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061840973

感想・レビュー・書評

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  • 全4巻。
    柴錬版水滸伝。

    水滸伝は、
    この柴錬版の後書きにも出てきた、
    駒田信二訳のスタンダード水滸伝と、
    ほぼオリジナルストーリーな北方水滸伝、
    2作しか読んだことない。
    今作は、スタンダードをちょっと加工して
    読みやすくした感じ。



    前半部分はキャラの列伝が、
    うまいこと続いていく構成。

    で、
    どうやらこれだといつまでも話が進まんってことで、
    後半は構造を変えて一気にクライマックスへ。

    が、
    水滸伝でとしては途中で終わる。
    「本当の戦いはこれからだ」みたいな感じで。

    でも、
    あんま違和感なく、
    いいとこで終わった感がする。

    ただ、
    まだ全員が梁山泊に集結してなくて、
    人気キャラの出番がやや少なかったりする。
    ちょっとさみしい。

    逆に、
    宗江の凄さ意味不明ってのは
    際立って感じる。



    というか。
    そもそも水滸伝そのものが
    ムチャクチャな話な訳で。

    正直、現代日本人の判断基準で見ると
    当時の中国がとてつもなく異常に見える。
    ああ、現代の中国につながってるなあって
    妙に納得する部分もある。
    三国志と違って庶民目線だから
    なおのことひどいのかも。

    やっぱ個人的にはあんま好きくない。
    水滸伝。

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著者プロフィール

1917年-1978年.岡山県生れ。慶應義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951年、『イエスの裔』で第26回直木賞を受賞。以後、時代小説を中心に創作し1956年より「週刊新潮」連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、剣豪小説の一大ブームを起こす。1969年に『三国志英雄ここにあり』で第4回吉川英治文学賞を受賞主な作品に『赤い影法師』『御家人斬九郎』『剣は知っていた』『決闘者 宮本武蔵』『チャンスは三度ある』など多数。

「2022年 『第8監房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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