三姉妹探偵団(2) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061841161

作品紹介・あらすじ

三姉妹の長女綾子が通う大学の文化祭に、元人気歌手の神山田タカシを招いたことから、怪事件が続発する!まず神山田のマネージャーが学内で殺され、三姉妹の自宅では爆弾さわぎが。大学内の複雑な人間関係や、神山田の過去の行状がからむ展開のなかで、三姉妹はみごとなタッグを組んで大活躍!

感想・レビュー・書評

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  • この本のわかりやすさは、当時人気を博していたテレフィーチャーの影響だと思います。
    テレフィーチャーとはゴールデンで放送される2時間のドラマで、一時期は空前のブームを博していたと解説で書かれていました。
    この本が刊行された時はテレフィーチャーは黎明期を向かえており、それを救ったのがサスペンスものでした。特に赤川次郎さんの作品はドラマ映えがしやすく・テンポの良さ ・殺人の発生率・キャラクターの個性がわかりやすい・事件解決の糸口や全体像もわかりやすい ことが大衆を受けたのだと知りました。
    「ミステリーの映画化は雰囲気がいちばん重要にみえる」と赤川次郎さんがいうほど安易な脚本で酷評されたり配役選びがよろしくなかったそうです。
    解説で次期ドラマの配役を提示するほどだったのかと考えさせられ作者を尊重してない当時の業界を知ることもでき、面白かったです。
    自分の知らない時代の背景もわかるためミステリーも含めて楽しむことが出来ました。

  • '21年8月27日、読了。シリーズ、連読。

    かる〜い読み応えの、ライトな小説なのは、シリーズ一作目と変わらず。まあ、当たり前、ですかね┐( ∵ )┌
    「1」も同じ動機でしたけど…最近重め(?)の小説が続いていたので…楽しめました。

    三姉妹の、長女「綾子」が、一番好きかな…天然ボケボケが、かわいいですね。

    なんか、シリーズをどこまで読んでも、「金太郎飴」かな?うーん、どうしよう…。

  • 5冊目
    サラッと読めたけどいまいちすっきりはしーひん

  • 再読。三姉妹の長女・綾子の"のほほんぶり"が際立つシリーズ2作目。

  • 三姉妹の長女綾子が通う大学の文化祭に、元人気歌手の神山田タカシを招いたことから、怪事件が続発する!まず神山田のマネージャーが学内で殺され、三姉妹の自宅では爆弾さわぎが。大学内の複雑な人間関係や、神山田の過去の行状がからむ展開のなかで、三姉妹はみごとなタッグを組んで大活躍!

  • 中学

  • (今、こんな表紙なんだ。これだと私みたいなオッサンは買わんぞ)

  • シリーズ第ニ弾。
    長女の通う大学の学園祭に落ち目のロッカーを呼ぶことから起こる騒動。
    自分が狙われても気がつかないというおっとりした長女綾子の良さが際立っていた。
    (図書館)

  • 探偵弾2シリーズ目。

  • 今回の話は長女綾子が全体的に深く話に関わった感じ、普段はおっとりとしていて天然な感じだけど12章での綾子さんは特に輝いて魅力を放っていたので心に響くものがありました。でも長女だけでなくしっかり者の次女夕里子ちゃっかり者の三女も前巻と比べキャラが立ってきた感じがして面白く読めました。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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