倫敦(ロンドン)暗殺塔 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061841550

感想・レビュー・書評

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  • 明治十八年のロンドンが舞台のミステリー。1つ気になる事があるけどオモロかった。ロンドンの場面に比べると伊藤博文などが出てくる明治政府の場面は謎がバレないようにしてるからか読むのが邪魔臭かった。 実在の人物が登場するミステリーは読んでて楽しいです。続編は無いんかなぁ?シリーズ化されてるなら読みたいです。 

  • 驚くほど凝っている歴史ミステリー。本当にこの風俗博覧会なるものはあったんですって。その実話を巧に使った高橋氏の勝ち〜っていう感じです。そこで起きた殺人事件と日本政府の陰謀が絡み合い物語を面白くしています。だけど、哀しいクライマックスには涙もんですよ。

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著者プロフィール

1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞。
本作『水壁 アテルイを継ぐ男』は、著者のライフワークである東北を舞台とした歴史大河小説シリーズの一作で、時代の順では『風の陣』(全五巻)、『火怨 北の燿星アテルイ』(上下巻)に次ぐ作品となる。以降、『炎立つ』(全五巻)、『天を衝く』(全三巻)と続く。

「2020年 『水壁 アテルイを継ぐ男』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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