- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061841727
感想・レビュー・書評
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一代で世界のホンダを創りあげた本田宗一郎。
あくまでも技術者であることを貫きながら、
「人に任せるならばその一切を任せる」
「引き際はいさぎよく」
「同族企業にはしない」
を徹底した姿は、ビジネスに私利私欲を持ち込む俗な経営者とは明確な一線を画す。
破天荒でありながら魅力溢れる人物像が伝わってくる最高の人物伝。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
76歳(社長退任10年後)の 本田宗一郎 を 城山三郎 が密着対談した本。古き良き時代のモーレツ会社人間列伝
創業社長の技術的野心と人間本位の組織づくりに 優秀な人が集まって 大会社に成長してきたことわかる
創業社長の技術的野心
*成功は 失敗と努力による
*コピーは いつまで経ってもダメ
*お客さんが進歩させてくれた
*現場で考えた〜手と頭を使って
*データに振り回されない
人間本位の組織論
*人間本位〜人間がその気にならなければ 始まらない〜一人一人が大事にされてる認識がないと 始まらない
*組織とは 内部摩擦をいかに少なくするかにある
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すごいバイタリティー。なんでこうも迷いがないんだろう。昔の人の方が生きることに迷いがない気がする。今は恵まれすぎということなんやろうか。
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本田宗一郎とは、ホンダとはがわかる。もっと、好きな日本人に選ばれても良い人物だとおもうが、これからかな。
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城山三郎が本田宗一郎と共に過ごした100時間をもとに書かれている。ときにはゴルフをしながら、ときにはヘリコプターに乗りながら。
トヨタや日産より後発だったホンダが世界企業に駆け上がった秘訣は、本田宗一郎の生命力だ。信念があり、執念があり、生命力がある。あとは時が来れば、成功に近づける。
しかし、本田宗一郎のすごいところは、時を作ったことだ。レースに参戦し、自分に枷をはめて、技術を磨く。レースで結果を出すことで、ホンダの名を轟かせる。
強気の攻めが勝機をつかむ。徹することで一流になれる。徹し抜き、突き抜ければ、超一流になれる。 -
本田宗一郎、という人が最近とみに気になって、いろいろ読んでる中の1冊。本人が執筆している「やりたいことをやれ」とかも好きですが、取材という形で第3者からみた本田氏の人となり、考え方を知ることができます。 きっと本田宗一郎という人が好きになります。頑張ろう、って気になります。
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まだ本田宗一郎が生きている時代に書かれた伝記。
彼の魅力、そして彼を支えた藤沢との対比。
本当に魅力的な人だったんだなぁと思う。
1人の人間としてあり続ける強さ。
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