- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061841796
作品紹介・あらすじ
仏教では、人間に生れたことを喜べ、と教えています。欲望を制御し、他人の幸福に手をかすゆとりを持ち、万物の流転を認め、その中で覚悟して生きてゆくことが大切なのです。人は何のために生きるのかの問いに、体験を語り、面白い逸話を引いて、読者と共に考える紙上辻説法。寂聴の、暖かな愛の法話集。
感想・レビュー・書評
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ホリエモンとの対論集『死ぬってどういうことですか』に続けて、本書を9年ぶりに再読。
瀬戸内寂聴が説法として、出逢い、幸福、無常、別れ、愛、等々について、語る。
傾聴に値する言葉が綴られている。
「幸せとは、人のすべてが、自分の心の物差しを持って、自分の心をはかり、自由に自分の個性を発揮して、制御のできる欲望を満たし、他人の幸福の邪魔をせず、他人の幸福にすすんで手を貸すゆとりを持つことではないでしょうか」
「もともと人間は、命と共に自然治癒力を与えられているのに、文明が進むにつれ、その力を見失っているのです」 -
さすが寂聴さん、と言う感じだった。
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2010 12月読了
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興味のないジャンルだったのに、四十代を迎える頃 何故この一冊を手に取り読んだのか? 偶然ではなく必然、仏縁が結ばれた一瞬でした。
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著者プロフィール
瀬戸内寂聴の作品





