- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061842007
感想・レビュー・書評
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最初に読んだのは20年位前。その頃氏のエッセイを含め殆どの作品を読んでいた。その中で時々読み返したいと思う本は1〜2冊しかない。なぜなら、小説でもエッセイでも同じネタを繰り返し使い回している事がすぐにわかり興ざめしてしまったからだ。特にエッセイなどはかなりの本数をあちらこちらで執筆していたためか、完全に”数の勝負”となっていたように思う。
この本はところどころにその”使い回し”のかけらが見られるがそれでも全体に雰囲気があり、何となく手元に置いて時々読み返している。主人公のどこか投げやりながらあきらめきれない部分、潔くもあり、そうなりきれないところなどが好きなのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1988
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シンガポールで日夜繰り広げられる男と女の危険なゲーム。短めの小説
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著者プロフィール
森瑶子の作品





