長く暑い夏の一日 (講談社文庫)

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  • 講談社
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061842380

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  • 1988年 火曜サスペンス劇場 ドラマ 池内淳子

  • 腎臓移植を行う医者を主人公として、臓器提供というものの難しさ、医学的な問題というよりも、輸送中の事故でさまざまな予定が狂ってしまうことでの関係者の焦燥を描いていた。

    腎臓を運ぶ医者と患者の主治医が交互に描かれており、腎臓がきちんと届くのかこちらもあせりながら読んでしまった。
    感情移入がしやすい文章で面白かった。

  • 事故で死んだ患者と腎臓移植を待つ患者のために奔走する、ドクターの話。
    渡辺淳一の作品にしては女性をあまり詳細に描いたものでなくて、サスペンスタッチで腎臓を運ぶ様子が描かれていた。
    読みやすかった。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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