チョコレートゲーム (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 912
感想 : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061842410

感想・レビュー・書評

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  • 展開が早く、先がどうなっていくのか読み進めるのが楽しかったです。子を持つ親としては辛い内容もありますが、父親が後悔を混じえながら息子を一心不乱に信じている描写に、心をうたれました。

  • 名門秋川学園大学附属中学で起きた殺人事件。
    息子を殺された父親がナゾを解く。

    人情や心理描写もあるにはあるが、謎解きがメイン。
    中学生って確かに年齢的にも一歩選択肢を誤ると大変なことになることもあるよな、と思う。
    倫理観を学んで来なかったのか、そもそも倫理観が育ちにくい性質だったのかは分からないけど、犯人の中学生よりも、その父親の方が性質は悪いと思った。

  •  作品解説(カバーより):名門秋川学園大付属中学校三年A組の生徒が次々に惨殺される。連続殺人の原因として、百万単位の金がからんだチョコレートゲームが浮かび上がる。成績優秀な生徒たちを虜にし、哀切な結末へと追いやったチョコレートゲームとは? 学校荒野をさまよう恐るべき少年群像を撃つ、ショッキングな心理サスペンス。

     この作品の発行日は昭和60年。近年、批評家たちの間で「リアリティがある」という言葉が多様されていますが、20年前の出版当時、この作品はリアリティの無い作品だったことでしょう。しかし、今この作品に触れた方は相当のリアリティを体験できるはずです。岡嶋さんの時代を見据えた着眼点に注目してほしい一冊。

  • 物語の不自然に感じてしまうとそのことが最後まで尾を引いて楽しめないことがある。
    久々のミステリーだったので、謎は楽しめましたが少し残念に思いました。

  • 息子の中学で流行っているという「チョコレートゲーム」、同級生が殺され、犯人と思われている息子は投身自殺。
    こう書くと陰惨で重いですけど、読んだ感じはそうでもないです。でも真相を知ろうと調査をする父親は痛々しい。
    全てが明らかになっても息子は帰ってこないし、事件前には戻れない訳だし。現実でも嫌になる事件があるじゃないですか。わざわざフィクションでそれを体験せんでも。一度は読めても二度はいいやって感じですね。

  • 2015.11/2〜4。やはりハズレのない岡嶋二人。短いためサクサク読める。「チョコレートゲーム」というタイトル、お菓子でも出てくるのかと思いきや…。時代背景が古いとはいえ、中学生ならではの反発心や残酷さ、子供との距離感に悩む父親の問題などは、今どの家庭でも起こりえることだと思う。

  • 中学校のあるクラスで流行ったチョコレートゲーム。
    どんどんエスカレートしてとうとう殺人事件がおこってしまった。
    チョコレートゲームとは?

    何だか現実にあってもおかしくないような話で怖かった(。>A<。)
    登場人物たちのイライラが伝わってきました。

  • よく考えられてます
    対応としてはどうなの・・・と思うけど

  • 息子の死の真相を明らかにすべく奔走する父親…と、話自体はとても重く正直後味もあまり良い作品ではありませんが、単純に面白い!と思えた作品でした。

    時代背景は古いけれど、だからこそ可能であり面白いミステリーでした。ほんと、チョコレートゲームっていうからどんなかわいい遊びなのかと思いきや…

    "ジャック"の正体が明らかになったときはなるほど!と思わざるをえませんでした。伏線もちゃんと貼られていて、あとで読み返すとなんで気付かなかったんだろ、と思ったり。

  • 読みやすい文章。

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著者プロフィール

岡嶋 二人(おかじま・ふたり)
徳山諄一(とくやま・じゅんいち 1943年生まれ)と井上泉(いのうえ・いずみ 1950年生まれ。現在は井上夢人)の共作ペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。86年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年『クラインの壺』が刊行された際、共作を解消する。井上夢人氏の著作に『魔法使いの弟子たち(上・下)』『ラバー・ソウル』などがある。

「2021年 『そして扉が閉ざされた  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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