京都紫野殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061842571

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1996年11月5日読了。

  • 東京から京都への新幹線の中での殺人事件。
    名古屋での下車か、名古屋での乗車の筋書きの検討がある。

    なぜか名古屋の描写はほとんどないことを考えると,
    京都に住んでいる人が書いたものらしく感じられた。

    被害者の知人の杉田が怪しいと思って,
    ずっと読み進んだが,ちょっと合点がいかない結末。

    山村さんも多作なので、いろいろなんだろうなと思いました。
    主人公が女性で,女性ならではの描写もいろいろあり、男性作家には書けない作品だと思いました。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村美紗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×