アカネちゃんとお客さんのパパ (講談社文庫―モモちゃんとアカネちゃんの本)

著者 : 松谷みよ子

• 講談社

感想・レビュー・書評

[そばかすさんの感想 · 2008年2月16日]

３歳を迎えたアカネちゃん。相変わらず舌ったらずで「がんばれ」を「ばんがれ」と言うところは微笑ましい。
モモちゃんはすっかりお姉さんになって、忙しいママの強力な助っ人！
ママの気持ち、お姉ちゃんの気持ち、妹の気持ち、みーんなよくわかってやっぱり切なかった。

著者プロフィール

1926年東京神田生まれ。長野に疎開中に坪田譲治を訪ね、師事。1951年童話集『貝になった子供』（あかね書房）が出版され、児童文学者協会新人賞を受賞。『ちいさいモモちゃん』（講談社）で野間児童文芸賞、NHK児童文学奨励賞、『龍の子太郎』（講談社）で、講談社児童文学新人賞、産経児童出版文化賞、国際アンデルセン賞優秀賞など数多くの賞を受賞する。2015年没。

「2021年 『てんじつきさわるえほん　いないいないばあ』 で使われていた紹介文から引用しています。」