- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061842854
感想・レビュー・書評
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初恋が読みたくて。本庄涼子さんすごい女性です。
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「伊集院大介の追憶」
「伊集院大介の初恋」
「伊集院大介の青春」
「伊集院大介の一日」
「伊集院大介の私生活」
「伊集院大介の失敗」
解説・中島河太郎 -
伊集院大介の若き日の事件を6編収録。何となく、伊集院ファン向けサービス作品集な印象が残るのは、過去の事件を通して『彼の人間像』を捉える作品が多いからか。(何となく、作者からの伊集院ラブラブ光線が出ている気がするのは気のせい?)
舞台設定が好みなのは『伊集院大介の失敗』。ネタの雰囲気が戦前の推理小説にありがちで好みなのが『伊集院大介の初恋』。 -
『伊集院大介の追想』
殺害された質屋の女主人・遠藤マサ。彼女の趣味の占いが殺人の原因か。たまたま寿司をごちそうになった学生の伊集院大介が容疑者に。
『伊集院大介の初恋』
伊集院大介高校時代の事件。皆からの相談に登場する謎の女性。皆が恋する女性。高校生達を操る彼女の目的は?彼女の家の近くに引っ越しての捜査。彼女の素顔を見た大介の推理。
『伊集院大介の青春』
学生運動盛んな大学での転落死。伊集院大介と友人森岡の見た緑色の手。被害者は学生運動の女リーダー。隣にいた女子学生の証言。
『伊集院大介の一日』
ある日の伊集院大介。何事もない一日。最期のソバ屋で見かけた女性の持つ殺意に気が付いた大介の行動。
『伊集院大介の私生活』
山手線にのりキオスクで謎の買い物を繰り返す伊集院大介。不審に思った森カオルと山科警部の追跡。
『伊集院大介の失敗』
別荘の管理人のアルバイト中隣の別荘で起きた殺人事件。被害者は逃亡中の悪徳弁護士。別荘の持ち主である元妻の失踪。 -
栗本薫の創造した名探偵伊集院大介の人となりを書き連ねた短編集。
事件を構成する謎を解くというよりは、大介がどんな人物かを解き明かしていく。
学生時代、初恋、一日…。
久しぶりに伊集院大介の活躍を読んで、昔読んだ作品を引っ張り出したくなった。大介の存在は優しい気持ちになる。 -
<名探偵にして銀ぶちめがねの極楽とんぼ伊集院大介が、奇妙な行動をとり始めた。山手線をぐるぐる廻り、毎日違う駅で降りて、駅の売店でヘンなものばかりを買う。大介の行動の陰には、どうも重大な事件が隠されているのでは…。表題作ほか、傑作ミステリー5編、伊集院大介の若き日の事件簿から。>これまた短編集。長編を読んでみようかどうしようか‥。
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うっかり読み始めたこのシリーズ。名探偵の王道を突き進んでいる伊集院大介にすっかりはまってしまいました。個人的には『伊集院大介の失敗』が一番好きです。
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