ビッグゲーム (講談社文庫 お 35-8)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 117
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (379ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061843097

感想・レビュー・書評

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  • 2018年8冊目。
    ハラハラする展開で誰がスパイなのか全く分からなかったけど、最後がアッサリしてたのがちょっと残念。
    それと、あたしの想像力不足からサインの描写の所を理解するのにちょっと時間がかかって、その分あまり入り込めなかった。

    2022年7月再読。
    いやー、前回よりも楽しんで読めた。
    今じゃ考えられないスパイ大作戦。
    現在ももっと別な方法でこんなことがあったりして。

  • 去年まで勝ち続けていた球団が、今年は負け続け。
    それは勝ち続けていたのと同じ理由のせいで
    負け続けていた。

    一体どうやってその秘密がもれたのか。
    一体誰がそれをもらしたのか。
    部下が照明に登った、というのも謎ならば
    次に亡くなってしまった部下も謎。
    どういう事なのか、と探って行けば
    さらに分からなくなってくる。
    むしろ次に誰か? という状態。

    最後まで読むまで、さっぱり何が何だか…。
    尋ねた人の発言も分かりませんでしたが
    最後でなるほど、と。
    本当に最後の方まで、すべてカードが伏せられた状態。
    表を向いた時、一体いつからそうで
    いつからあの人は巻き込まれたのか。
    驚きというより、唖然、でした。

  • すごく面白かった!! 1984年の作品。
    プロ野球界の情報戦、高度のデータ野球でV4を狙う新日本アトラスが最下位に。情報が盗まれているのではないか、内部にスパイがいるのではと疑惑を解明する話。
    これだけの手間とお金をかけても情報は有用だと思う。
    広岡監督のデータ野球を彷彿させる。
    (図書館)

  • 一気に読めた。面白かった。プロ野球のスパイ合戦の話。犯人は途中からなんとなく分かる。

  • 2004年1月24日読了

  • トホホな作品。

  • 野球界を舞台にスパイ事件発生。

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著者プロフィール

岡嶋 二人(おかじま・ふたり)
徳山諄一(とくやま・じゅんいち 1943年生まれ)と井上泉(いのうえ・いずみ 1950年生まれ。現在は井上夢人)の共作ペンネーム。
1982年『焦茶色のパステル』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。86年『チョコレートゲーム』で日本推理作家協会賞を受賞。89年『99%の誘拐』で吉川英治文学新人賞を受賞。同年『クラインの壺』が刊行された際、共作を解消する。井上夢人氏の著作に『魔法使いの弟子たち(上・下)』『ラバー・ソウル』などがある。

「2021年 『そして扉が閉ざされた  新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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