拳豪伝 (講談社文庫 つ 10-7)

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  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061843400

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  •  常識はずれの怪力僧・武田物外の生涯を描いとります。自らも剣道や居合の高段者である津本氏の作品はリアルな撃剣シーンが大きな魅力です。しかし、この作品の場合は、リアリティを求めるより武田物外というスーパーマン的な人物の活躍を手放しで楽しむのが正解。ある意味ファンタジー小説かも知れない(定義は知らないがw)。げんこつ和尚は本当に痛快。スッキリ気分を味わいたい時にオススメ。

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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