観音妖女 (講談社文庫 し 4-6 十時半睡事件帖)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061843486

感想・レビュー・書評

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  • 風邪で休むと良く寝れるのですが、起きてる間には軽い小説が読みたくて「十時半酔」など丁度良いのです。
    白石一郎さんの住む福岡を舞台にした事件帖ですが、どちらかと言えば人情物に近い気がします。特に感動的な作品も無い代わりに、くだらないのも無い。総じて言えば平均以上。そういった作品集です。

  • シリーズ第2弾
    ますます面白く

    最後の話は半睡出てきませんが…

  • 雑誌発表のものを1985年8月に刊行。1998年11月文庫化。連作短編8話。シリーズ2巻め。福岡藩黒田家の総目付である十時半睡の武家社会の事件帖。解決もあり、放置もあり、事情に合わせた対応が、今回も楽しい。

  • 十時半睡もの、今回はほとんど事件を解決していないw
    しかし、白石一郎は圧倒的に短編がいい。

  • 10/1/08図書館

  • 02年27刷本

  • 現代社会を仮託したもの多し。私なら結末をこうするのにというものあり。8編

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著者プロフィール

白石一郎(しらいし いちろう)
1931年11月9日 - 2004年9月20日
釜山の生まれの作家。終戦までは釜山、戦後は佐世保市で育った。長崎県立佐世保北高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。双子の息子がおり、白石一文・白石文郎両名ともに作家となった。
1987年『海狼伝』で第97回直木賞、1992年『戦鬼たちの海—織田水軍の将・九鬼嘉隆』で第5回柴田錬三郎賞、1999年『怒濤のごとく』で第33回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。

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