イリヤ・ムウロメツ (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 68
感想 : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (136ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061843622

感想・レビュー・書評

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  • ロシア民話。
    桃太郎を読んで面白いか?とかその手の話になるので評価はとりあえずの3。ただ、読んで損をした。ってほどではないので、ロシアに興味がある人は読んでもいいかもしれない。

  • どうということのないロシア昔話。内容は滅裂。これをサッと読ませる筒井先生の筆力に舌を巻く

  • このタイトルは絶対に読んだ記憶があるのに、思い出せないなぁ。

  • 昔ながらの昔話。
    ロシア英雄イリアの旅。
    しかもなんと挿絵は手塚治虫先生!
    鬼才の精悍なる筆致とくと見よ。

  • なんで筒井康隆がロシア民話? なんで挿絵が治虫? え、何これ‥‥すごくまともな声に出して読みたい本でした。
    治虫の挿絵が当然ながらよかったのでもっと載せて欲しかった。

  • 小さい頃に父親が音読してくれて、
    すごく喜んでた覚えがある。
    主人公の名前の響きと父の朗読の節回しが楽しかったのだと思う。
    その証拠というかストーリーはいっさい覚えてない。
    全く何の話か分からない。のでそのうち読んでみようと思います。

  • ショートショートランドに掲載されたときにも読んだ

  • 筒井先生の作品で手塚治虫が挿絵してるって事で買ってみた。
    ロシア英雄タン(タン変換でけん)。
    大法螺というか物語のスケールのでかさみたいなのでは中国ってイメージがあったけどロシアもやるなァ・・・。同国かと思うほど似てるナリ。
    しかし『三国志』よりスケールでかいわ。
    主人公が結構義理人情に篤い様でいて、結構残酷に見えたりする時もあるってとこも似てるな。これが大陸流なのかも。しかし話しが飛びすぎててウケル。『そんなヤツまだ出てきてないじゃん・・・』てのもあるし。紙芝居の豪華版みたいな感じで30分もあれば読めちゃうかも。文庫本の厚さは普通だけどページの厚さが1.5倍てかんじ。
    お子ちゃま向けデスナ。

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著者プロフィール

1934年大阪市生まれ。同志社大学卒。展示装飾を専門とする会社を経て、デザインスタジオを設立。60年SF同人誌「NULL」を創刊、江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。 81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、2010年菊池寛賞、2017年『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。2002年に紫綬褒章を受章。 他に『時をかける少女』『家族八景』『大いなる助走』『虚航船団』『残像に口紅を』『文学部唯野教授』『聖痕』など著書多数。

「2022年 『馬の首風雲録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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