ショートショートの広場(2) (講談社文庫)

制作 : 星 新一 
  • 講談社
3.47
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本棚登録 : 284
感想 : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061843912

作品紹介・あらすじ

何げない一瞬に、ふと垣間見える、人生の機微、喜びと哀しみ、素晴らしいアイデア、底知れぬ闇、ブラック・ユーモアなど、人とこの世の種々相をミニミニのスタイルで描く、ショートショート。全国から寄せられた尨大なその作品群から、星新一氏が選び抜いた、傑作60編に、その全作品評を付す。

感想・レビュー・書評

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  • ほとんどは単行本からの再録だと思う。何度か同じのを読んでいるので印象深い編はよおく覚えている。「乗り越し街道」「丸窓の女」「阿美がはこんだ不思議な寓話」「ラスト・コール」あたり。こうりして並べてみると傾向が同じもののような気がする。幻想的、というのだろうか、そういうのが好みなのだろう。

  • 星新一が選んだ60編が掲載されています。
    多数の中から選ばれたものだけあって、面白いものばかりですね。
    一度読み終えて、解説を読んで読みなおして、なるほどなるほどと唸るものが多かったです。
    ショートショートなので手軽に読めるし、細切れでもサクサク読み進められるのがいいですね。
    個人的に気に入ったのは、「サンタクロースの身代金」と「心残り」、「命の電話」かな。
    「もったいない」もブラックで好きですけどね。

  • ■書名

    書名:ショートショートの広場(2)
    著者:色々な方々

    ■概要

    全国から寄せられたショートショート作品から、星新一氏が選び抜
    いた60編。

    ■感想

    今までいくつかこのシリーズ読みましたが、今回の作品集は少しテ
    イストが違う気がしました。
    言葉でうまく説明できないんだけど、へ~こういうオチなんだ~と
    いうのが多かった気がします。

    編集しているのが、星さんであり、阿刀田ではないから、余計にそ
    う思うのかもしれないです。
    阿刀田は、同じような話を選ぶ傾向が強いようですが、星さんは、
    色々なパターンの作品を選ぶ傾向にあると思います。
    (星さんは、書評の点数に関係なく選んでいるようです。だから、
    粗削りでも新鮮なものが多く楽しめるのかもしれないです。)

    世の中には、こういう物語を考えるれる才能を持った人が本当にた
    くさんいらっしゃるんですね。
    こういう素人集を読むと、作家のプロと素人の差って微妙なんだな
    ~と思います。

  • 私が読書好きになったきっかけの本です。
    星新一ワールド全開でとてもおもしろい!発想がすごい!

  • ショートショート2の方がおもしろかった。
    個人的には『右腕そして…』がゾッとした。
    よ〜しあと1冊読むぞ〜!

  • 「ショートショートの広場」という文字と「星新一」という名前で、ついつい手に取ってしまいました。★2つ、星新一さんごめんなさい!

  • 死神のテレフォンショッピング?がいちばん印象に残った

  • 星新一のショート・ショートコンテスト入選作集。

    どんでん返しのアイデアモノ、ブラックジョーク風、不条理など色々あって楽しい。
    短いので暇つぶしに最適。

  • このシリーズ好きですwちょっとした時間にぱっと読めるシリーズ。あたりもあれば、はずれもありますが(爆)

  • 星新一氏の評価は高くないけど「吸血鬼志願」は秀逸。

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