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本 ・本 (426ページ) / ISBN・EAN: 9784061843943
作品紹介・あらすじ
感想・レビュー・書評
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この間シリーズ第一巻を読んでから何となく全作読みたくなり大人買いしました。読み終わったのでまとめて感想を。
シリーズ1、2巻は主人公のローラがまだ小さかったため、さまざまな問題もそれほど深刻には書かれておらずそれよりも食べ物がおいしそうだったり、大きな森や大草原の素晴らしさに訳もなく旅に出たいなあ、なんて思ったりしました。
それがメアリーの失明、たび重なる災害とローラが大人になるにつれ家族の問題が彼女の肩にも段々と重みを増してくるようになり、大変だったろうなあと思いました。それにしてもお百姓さんってのは労多くして報われることのなかなか難しい職業だと思いました。何せ現金収入が難しいのだから何をするにしてもお金がでていく町の暮らしは辛かったろうなあと思いました。
それでも器用なお父さん、家庭をしっかり守るお母さんの二人が居て苦労はしてもその庇護にあった頃が黄金時代だったのだとタイトルをつけたのはよくわかります。実はこの次に当たるはじめの4年間も買ってはあるのですがローラが体験する辛い経験を思うと…本をめくる気を今失っております。
それにしても大変な時代を生きていたんだなあ。
今はIT革命期ですがそう言う意味では自分も大変な時代に生きているのかもしれませんが地に足をつけて必死で生きていた時代が何とも輝かしく見えるのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
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