美女たちの神話 (講談社文庫 も 11-4)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061844278

感想・レビュー・書評

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  • あの美女たちの何がすごいのか、彼女らに恋した女性作家の視点で。

    私は「風と共に去りぬ」が好きだ。ヴィヴィアン・リーの雰囲気。
    ディートリヒの脚が好き。「100万ドルの保険をかけた脚」。
    マリリン・モンローの危うさ。「うつくしい子供」。
    ジャクリーヌ・ケネディ・オナシスのしたたかさ。
    フランソワーズ・サガンの奔放さ。
    ココ・シャネルのファッションへの確信。

    森瑤子が現代またこういった本を書くとしたら誰を取り上げるかな。
    こうまでドラマティックに危うく生きれるひとは、いないだろうという気がする。

  • 美しい人が、幸せとは限らないーーーー。才能と美貌に恵まれれいても、それが幸せへのパスポートにはならない現実。
    人生って難しい

  • マリリン・モンロー、ブリジット・バルドー、グレース・ケリー、オードリー・ヘップバーン。他にもヴィヴィアン・リーやマレーネ・ディートリッヒ、マリア・カラスにココ・シャネル。

    美しく気高く生きた彼女らの生涯について森瑶子さんが語る本。
    美女に生まれついても、たぐいまれな才能があっても、人がうらやむような賛辞を浴びても、白馬に乗った王子様に求愛されても…幸せは保証されないのね。。

    平凡な幸せが一番ってことでしょうか。

  • 久しぶりに再読。
    美しい人たちの華やかに見える生活と、実際のプライベートはどうだったのだろうか?のお話。
    人生は平々凡々で、本の中で波乱万丈を擬似体験できれば十分。
    とは思うけれど、やっぱりみんな何度見ても美しくてかわいくて、こんな容姿とスタイルで世界中を魅了することにも憧れる。
    そして自分の気持ち、愛に正直に生きられることにも憧れる。
    何回読んでも彼女たちは美しくて憧れる。

  • マリリン・モンロー、ヴィヴィアン・リー、オードリー・ヘップバーン、エリザベス・テーラーと他11人の有名人(女性のみ)の秘話。頭の良い、金のある女性は比較的精神が病んでしまう人ばかり。ジャクリーヌ・ケネディ・オナシスは、お金使いの荒い、人よりお金を愛した女性である。そういう生活を一度味わうと、こういう生活しか出来なくなるのだと思った。あるいは、生まれ持った贅沢な女性なのだろうか。

  • 大好きなヴィヴィアンリーについて読みたくて購入。
    名前は知ってるけれど詳しく知らない有名な女性たちの話。
    この本によって興味を持った人もいる。
    どれも悲しい話が多いけれど
    何故か惹きつけられる。

  • それぞれの壮絶な人生。

  • ヨーロッパやアメリカで活躍した女性たちのストーリー。マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーン、イングリッド・バーグマン、フランソワーズ・サガン、ジャクリーヌ・ケネディ・オナシス、シャネルにエディット・ピアフなど15人。

  • 美しい女性が美しい人生を送るとは限らない。ヴィヴィアン・リー,イングリッド・バーグマン、マリリン・モンロー、グレイス・ケリー、シンプソン夫人、フランソワーズ・サガン、ココ・シャネル、エディット・ピアフなど15人の美女たちの愛と哀しみに彩られたドラマ。写真多数掲載。

  • 昔々買ったんだけど、未だに読み返してしまうんだなぁ。

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著者プロフィール

森 瑤子(もり ようこ)
1940年11月4日 - 1993年7月6日
静岡県伊東市出身。本名、伊藤雅代。東京藝術大学器楽科入学。広告代理店、コピーライターを経て専業主婦に。1978年、池田満寿夫『エーゲ海に捧ぐ』に刺激されて『情事』を執筆し、第2回すばる文学賞を受賞しデビュー。直木賞、芥川賞の候補に度々ノミネートされるが、1993年に胃がんで逝去。
代表作に『情事』、テレビドラマ化された『デザートはあなた』など。

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