卒業 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 14410
レビュー : 1269
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061844407

感想・レビュー・書評

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  • 母のおすすめ・加賀恭一郎シリーズの第一作目。
    東野圭吾の初期の作品なので、私が2歳くらいの頃に書かれたもの。
    大学生の女の子が着てる服の描写で「レザーのタイトスカート」というのがあって、時代を感じたり(笑)

    内容はとても推理小説らしい推理小説、といった感じ。
    事件の状況が事細かに説明されていて、読者も一緒に推理を楽しむことができる。
    茶道に関しては無知な私だが、この本を読んでおもしろそうだなぁと思った。

    登場人物に関して言えば、大学4年生というのはここまで大人びているものだろうか、と思ってしまう場面もあったが、
    自分の幼さを露呈してしまうことになるので、この辺にしておこう。。。笑

    シリーズ2作目も楽しみだ。

  • 加賀恭一郎が刑事になる前、大学生だった頃の話。
    茶道のことは全然分からないのでトリックの説明が難しかったけど、ストーリーとしては十分楽しめた。

    高校からの仲のいいグループの中で起きた事件に、「仲間のことだってほんとはちゃんと分かっていなかったのかもしれない」と思うあたりがせつない。
    大学の課程を終えるというだけでなく、いろんな意味での「卒業」。タイトルにほろ苦いものを感じてしまう。

  • 切ない話でした…。

    自分の大学生生活の時とは微妙に違いながら、でもなんかこーいう微妙な人間関係ってあったなぁ、とか思います。
    しかし、自分よりも若い子たちのはずなのに、妙に大人びて感じるのはなぜでしょう…。時代なのか?

    でも、こんなにたくさん死人が出るなんて…あるのか?

    前も思ったけど、若いころの加賀恭一郎さんもカッコいいです…。このシリーズ極めたい。

  • 読み直しだけどやはり面白い。

  • 卒業を控えた大学生たち、仲良しメンバーに襲い掛かる仲間の不自然な死…。
    定番ミステリーという感じ。
    でもトリックがどうのこうのというより、しっかり登場人物やストーリーで魅せてくるのがさすが東野圭吾さん。
    茶道や剣道という独特な世界を扱いつつ、素人にもしっかり分かりやすかったです。
    いくら仲良しとはいっても、いろんな駆け引き、計算が働いているっていうのは少し怖さを感じました。

    刑事加賀の本はほぼすべて読んでいるので、加賀の登場作(作者のデビュー作でもある)を読むのは、知人の裏話を聞くような…そういうおもしろさもありました。
    「卒業」を読むことで、彼の人間性っていうのが見えた気がします。

  • 東野圭吾をお笑いの東野が副業でやってると思いこんでいた(笑)

  • よくもまぁ、ひねくったもんじゃ...という感じの深〜いトリック設定(^ ^; 電車の中で読んでると、途中で追っかけるのがやんなる(^ ^;
    密室の謎は、私には新鮮でした。本当にうまくいくかは別にして。

    解説の方は「若者像がうまく描けている」みたいに書いてらしたが、私は読みながら「こんな大学生がおるかいっっっ!!!」とツッコミまくっておりました(^ ^;

    • hs19501112さん
      【解説の方は「若者像がうまく描けている」みたいに書いてらしたが、私は読みながら「こんな大学生がおるかいっっっ!!!」とツッコミまくって・・・...
      【解説の方は「若者像がうまく描けている」みたいに書いてらしたが、私は読みながら「こんな大学生がおるかいっっっ!!!」とツッコミまくって・・・】


      に、同感です(笑)。
      2018/02/27
  • 茶道をやったことがあればもっとひきこまれたかも…

  • 加賀恭一郎シリーズ 第1の事件 大学四年

    卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
    鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。
    親友の沙都子は高校時代からの仲間とともに、真相を探って行く。

    3組の男女、剣道をめぐる事情が絡み合って引き起こされて行く事件。
    切なく哀しい真相でした。


    「君が好きだ。結婚して欲しいと思っている」
    そんな加賀の告白からはじまり、若き日の加賀の大胆さに驚きました。
    まだ若い加賀がかわいいですね。
    そして加賀と父との関係。
    適度な距離感がありながらも、必要な時には頼りになる父。
    父と息子っていいですね。

  • 加賀刑事の原点。大学時代のお話。いやぁ・・・なんというか加賀さん若い。しかも推理にしても、すべて言い当てるのではなく、悩みながらそして、完璧な推理になっていないところに彼の若さを感じる。でもこれがあるからこそ、他の加賀シリーズの推理がさらに身近にかんじるのかもしれない。
    あぁ、楽しかった。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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