卒業 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 1273
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061844407

感想・レビュー・書評

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  • 茶道をやったことがあればもっとひきこまれたかも…

  • 加賀恭一郎シリーズ 第1の事件 大学四年

    卒業を控えた大学四年の秋、一人の女子大生が死んだ。
    鍵のかかった下宿先での死は自殺か、他殺か。
    親友の沙都子は高校時代からの仲間とともに、真相を探って行く。

    3組の男女、剣道をめぐる事情が絡み合って引き起こされて行く事件。
    切なく哀しい真相でした。


    「君が好きだ。結婚して欲しいと思っている」
    そんな加賀の告白からはじまり、若き日の加賀の大胆さに驚きました。
    まだ若い加賀がかわいいですね。
    そして加賀と父との関係。
    適度な距離感がありながらも、必要な時には頼りになる父。
    父と息子っていいですね。

  • 加賀刑事の原点。大学時代のお話。いやぁ・・・なんというか加賀さん若い。しかも推理にしても、すべて言い当てるのではなく、悩みながらそして、完璧な推理になっていないところに彼の若さを感じる。でもこれがあるからこそ、他の加賀シリーズの推理がさらに身近にかんじるのかもしれない。
    あぁ、楽しかった。

  • トリックや人物描写は読み応えがあったけど、登場人物の心情が薄っぺらい言うか、何故そう思う?と。今ひとつ入り込めなかったので☆3つ。その部分こそ『卒業』を控え、社会に出る直前の若者の姿を良く現している、と言えるのかもですが(好みの問題)。後のシリーズに期待します。

  • 仲間と思っていても、所詮は別の人間。
    自殺したとしても動機はその人しか分からないものですね。

  • いやあ、毎度毎度面白いなあ。

    でも、犯人の気持ちはよく分からないや。

    誰かから正当な幸せを奪って(例えば、波香のような)、得ることの出来る幸せなんて存在しない。
    心を持つ人間だけの存在する世界であれば。

    そうやって手にした幸せは一瞬のうちに消え去り、
    その後消えることの無い後悔にさいなまれることになる。

  • 推理小説というよりは青春小説。加賀恭一郎の学生時代の話。

  • 2019-8-31

  • 7人の大学4年生が秋を迎え、就職、恋愛に忙しい季節。ある日、祥子が自室で死んだ。部屋は密室、自殺か、他殺か?
    心やさしき大学生名探偵・加賀恭一郎は、祥子が残した日記を手掛りに死の謎を追求する。しかし、第2の事件はさらに異常なものだった。茶道の作法の中に秘められた殺人ゲームの真相は!?

  • 2019年7月に再読。内容を完全に忘れていたので再度楽しめた ^_^ 途中茶会の札のところは面倒だから読み飛ばしたが、全体としてよくできている。

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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