卒業 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 14464
レビュー : 1270
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061844407

感想・レビュー・書評

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  • 雪月花之式を用いたトリックは良かった。藤堂と波香が若生を狙っていたのはうまいと思った。茶道独特の作法をを取り入れていて知識もついて良かった。

  • 190310.4時間くらい。
    普通に面白かった。タイトルが古臭いなーと思っていたけど昭和の作品とはびっくり。今読んだってほとんど違和感のない人物像。
    人間の多面性、思いの置き所、強さってのは外から見ても分かりようはない無情。それでもそれを色んな方法で理解しようとするのが良かった。
    解説でもあったが、どんなトリックだったかというより、何故そう至ったかについて深く掘っているのが飽きさせなかった。正直茶道トリックは一読してもよく分からんかった。
    人は友人であっても理解しきることはないという事を学んだ=卒業といった感も良かったと思う。

  • 加賀恭一郎がまだ学生だったときのお話。事件が解決して物語が終わった時点でも、加賀恭一郎は沙都子さんを愛し教師を目指している。現在はまだ独身で警察官。どうしてそうなったのか、これからの加賀恭一郎シリーズでも詳しく明かされてないところが気になります。

  • 卒業を控えた大学生たち、仲良しメンバーに襲い掛かる仲間の不自然な死…。
    定番ミステリーという感じ。
    でもトリックがどうのこうのというより、しっかり登場人物やストーリーで魅せてくるのがさすが東野圭吾さん。
    茶道や剣道という独特な世界を扱いつつ、素人にもしっかり分かりやすかったです。
    いくら仲良しとはいっても、いろんな駆け引き、計算が働いているっていうのは少し怖さを感じました。

    刑事加賀の本はほぼすべて読んでいるので、加賀の登場作(作者のデビュー作でもある)を読むのは、知人の裏話を聞くような…そういうおもしろさもありました。
    「卒業」を読むことで、彼の人間性っていうのが見えた気がします。

  • 剣道は仲良しの友人、息子が取り組んだもの。加賀さんには、とっても共感が持てた。う〜ん、ラストは、加賀さんペアだけでも幸せになった^^という感じが実感できるとよかったのに・・・

  • 「加賀恭一郎シリーズ」第1の事件。大学生の友人グループに、突如として襲いかかった悲劇を描く。緻密に構築された密室トリック(なんと親切に図まで挿入される!)の面白さもさることながら、人物描写も巧みだ。探偵役・加賀恭一郎とヒロイン兼助手役・相原沙都子のふたりが、友情と真実のはざまで揺れ動く葛藤を描いたことで、ドラマ的にも厚みのある作品に仕上がっている。

  • あぁよかった。3~4年前に読んだけど、たまに講義をずっと寝てた少女を思い出す(うろ覚えだけど)。大学生になって彼女の気持ちが分かった気がする。

  • 加賀恭一郎シリーズ第1作目!
    7人の大学四年生の仲間たち。
    彼らは、それぞれ就職活動ややりたいことに熱中したりして、秋を迎えた。
    そんなある日、仲間の1人であった祥子が寮の部屋で亡くなった。そして部屋は鍵がかかっており、密室状態。自殺か他殺か警察が捜査に乗り込むが、なかなか解決しない。
    加賀恭一郎は、祥子がつけていた日記を手掛かりに、祥子の死を解明しようとするが、次々と新たな事件が起こる…。


    加賀恭一郎シリーズは、既に何冊か読んでいましたが、最初から読んだことがなかったので、順番に読んでみようと思い、手に取りました。
    今回の話は、茶道のゲームが関わっていて、少し理解しづらい部分がありました。多分全てはまだ理解できてない気がします。
    でも、さすが東野圭吾さんと思える作品です。
    事件解決しても、その後複雑な想いを抱えた仲間たちの今後はまた出てくるのでしょうか…

  • 再読。
    東野圭吾らしい作品で面白い。

  • 二年前に一回読んだけど内容忘れたのでもう一回読みました。
    最後に全てが結びつく感じがさすがだなと思った。殺人のトリックにしても全く想像つかないもので感心させられた。
    なんともいえない悲しい話でした。

著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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