エバリーン夫人のふしぎな肖像 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 24
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061845343

感想・レビュー・書評

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  • 柏木幸子さんの得意なおばあちゃんが出てくる短編集。意地悪だけど少女なところもある夫人はかわいかったりもする。

  • おばあちゃんと、女の子と、ファンタジーが集まった短編集。
    老女と少女の組み合わせってすてき。そう思える短編作品集でした。
    全体的にタイムスリップものが多い…ていうかそういうテーマなのか。

    女の手前である“少女”と女を知った“老女”だからこそ化学変化としてこの物語たちは成立したんじゃないか…なんて。

    そういば、これ、私の家の屋根裏にあった古い本だったんですが、
    つい最近同じ作者の別の本(「つづきの図書館」)を読んだのを知りびっくりしました。
    優しいのに少し怖い、もしくは切ない終わり方してる感じがこの人の定番なのでしょうか。

    好きな話は「寒修行のころ」と「エバリーン夫人のふしぎな肖像」です。



    それぞれの物語の各感想は別ブログにて。。

  • やさしくてホッとするファンタジックなお話12編。
    童話のようでいて、少~しドキッとさせられるギャップが
    興味を惹きつけられた。

    「寒修行のころ」が好き。

  • 再読。
    この人の本はどれも安心。

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著者プロフィール

児童文学作家。岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。大学在学中に講談社児童文学新人賞を受賞し、『霧のむこうのふしぎな町』でデビュー。ファンタジー作品を多く書き続けている。『牡丹さんの不思議な毎日』で産経児童出版文化賞大賞、『つづきの図書館』で小学館児童出版文化賞、『岬のマヨイガ』で野間児童文芸賞受賞、『帰命寺横町の夏』英語版でバチェルダー賞受賞など受賞歴多数。


「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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