修羅の剣 (下) (講談社文庫)

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本棚登録 : 31
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061845640

感想・レビュー・書評

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  • いつもの調子。ラストの作り方は考えもの。

  • 最後の方の弥助はそれまでの彼とイマイチ繋がらないように感じられてどうかと思ったけど、人間こんなもんかもな。
    芹沢鴨については好意的に書かれてたけど、作中描写のキャラじゃあ全く好きになれそうにない…。正直最低野郎だな。名前はいいセンスしてるけど。
    主人公以外のキャラ描写がどうにも薄いように見える。ペラッペラ。
    ただ主人公に関しては愛情持って書いてるなあというのは伝わってくる。初めてこの人の作品読んだけど、悪くはない。前田利家あたり読んでみたい。
    新太郎さんがやなやつに書かれてたのは、筆者が千葉道場系の人が好きだからかなと邪推。ただ弥九郎先生はすごかったけど。
    勧之助…

    幕末オールスター的に色んな奴らが出てきて、この欲張りさんめっと思った。巌(笑)
    久保無二三って一坂さんの手紙本の最後に出てたなー。練兵館だったんだ。

    解説最悪。全くもって詰まらん。こんなの初めて読んだ。
    語彙少なすぎだろ。

  • 軽くて読みやすくていいんだけど、心に残るものがなかった。あれ?何の本読んだんだっけ?

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著者プロフィール

1929年和歌山県生まれ。東北大学法学部卒業。78年に『深重の海』で直木賞受賞。その後、織田信長を描いた『下天は夢か』がベストセラーになる。95年『夢のまた夢』で吉川英治文学賞、2005年菊池寛賞受賞。1997年に紫綬褒章を、2003年には旭日小綬章を受章。剣道三段、抜刀道五段で武術全般に造詣深く、剣豪小説をはじめとして多くの武道小説を執筆。2018年5月26日逝去。著書に『明治撃剣会』『柳生兵庫助』『薩南示現流』『雑賀六字の城』『修羅の剣』『大わらんじの男』『龍馬』など多数。

「2022年 『深淵の色は 佐川幸義伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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