- Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061847682
作品紹介・あらすじ
巨悪白子屋菊右衛門は倒したが、一味の非情な復讐は続く。死闘を切り抜け、人助けの鍼治療に専念する梅安。彦次郎と十五郎の無言の支え。「私はまだ死ねぬ」と呟く梅安を、絶妙の工夫で襲ってくる最強の敵。ひっそりと梅安の愛を待つ、おもんとの行末は?金ずくの仕掛人たちに深まる闇を描く、傑作長編。
感想・レビュー・書評
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まずまず。じっくり描き込まれているが、やっぱりトリッキーな短編が読みたいなぁ。
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池波正太郎のシリーズ物でもう一つはまった作品。
テレビでやっている必殺仕事人の元になった作品やけど、実際の本の中身は情緒たっぷりな内容。
何度読んだか知れませぬ。 -
巨悪白子屋菊右衛門は倒したが、一味の非情な復讐は続く。死闘を切り抜け、人助けの鍼治療に専念する梅安。彦次郎と十五郎の無言の支え。「私はまだ死ねぬ」と呟く梅安を、絶妙の工夫で襲ってくる最強の敵。ひっそりと梅安の愛を待つ、おもんとの行末は?金ずくの仕掛人たちに深まる闇を描く、傑作長編。
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【感想】
http://blog.livedoor.jp/nahomaru/archives/50581871.html -
著者急逝で未完になった梅安シリーズ最終巻.巻末に著者インタヴューと写真数葉あり.
ところで,未完の作品は,見返しかどこか解り易いところに「未完」と書いてくれると有難いのだが.
予断を持ちたくないため,読む前に解説や紹介文などは一切見ない習慣のせいで,いつも気付かないまま読んでいて最後にガクっとやられてしまう.過去の記憶では風の呪殺陣の時が一番痛かった.
ちなみに,未完で一番スタイリッシュだと思ったのは,裸婦の中の裸婦で,連載中に澁澤 龍彦は死んでしまって巌谷 国士に代わるんだけど,澁澤先生はちょっと用事で外しています.という感じの飄々たる消え方が実に格好良かった.そのへんの経過を縷々述べた巌谷の後書きが野暮ではあったけれど.
著者プロフィール
池波正太郎の作品





