- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061847767
作品紹介・あらすじ
産業金融の雄、日本興業銀行が辿った波乱万丈のドラマを描く。戦後の日本経済界を彩る幾多の人材を輩出し、日銀特融をはじめ、さまざまな危機の局面にあって、回避にむけての打開策を全力でとってきたトップ銀行。その実像を、豊かな構想力と綿密な取材の下に、実名で活写する五部構成大河小説の第1弾。
感想・レビュー・書評
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高杉 良の経済小説は読んだな
腐敗列島 特に日本興行銀行は実名でいろんな人が出てくるからおもしろかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生を変えた本の一つ。
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新書文庫
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2015/12/30読了。
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父親から勧められて読んだ。小説のタイトルの通り戦前から戦後にかけての日本興業銀行の話。第一部は世界恐慌あたりから日本興業銀行の再建準備をしているところまで。
救済金融が必要とされる状況で、興業銀行も資金繰りが厳しいのに、担保主義金融から事業主義金融への転換を行った結城豊太郎総裁が大人物であると思った。銀行のトップの人物がこのように社会を良くしようと本気で考えてそのために行動していたということを知って感動した。
また、人事が大変だなと感じた。総裁が変わるとか理事が交代する時に、内部の人の了解だけでなく、大蔵省やらOBやらが出てきて話し合いが行われててて、そこで折り合いをつけるのにとても苦労している様子が描かれていた。 -
まだ、興業銀行の戦後の話で、経済的な交渉とか出てきてない。まぁ、全5巻ですからね 笑
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「産業金融の雄」として日本の経済発展を支えた興銀は魅力的に描かれていた。実際に働いてみると本当に素晴らしい銀行であった。興銀で得たものは一生の財産であり、この会社で働くことができた自分は幸せだったと思っている。
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ホリエモンが異常な鼎談で触れていた。
著者プロフィール
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