中国の歴史(一) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 182
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (574ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061847828

作品紹介・あらすじ

中国の歴史は奥深い。三皇五帝の時代から夏・殷へ、そして孔子や老子など諸子百家が輩出した群雄割拠の春秋戦国時代へ、数多の英雄が登場し、やがて消え去る。-覇権を争い、権謀術数の渦巻く滔々たる時の流れを、豊かな史料から考察し、祖国への愛と憧憬をこめて綴る中国五千年の歴史シリーズ。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★★ 星5つ

    [感想]
    様々な逸話や伝承を挟みながらの解説は知的好奇心を満たし、どんどんと読み進めたくなる内容となっていた。特に夏、殷、周の時代を各部族の始祖に関連させ、異なる部族による勢力争いであることがわかり、面白かった。
    後半の春秋時代はそれまでとは異なる統治方法が生まれ、辺境に新たな国家が誕生し、覇者と呼ばれる存在が国家間の仲裁するといった部分がその後の中国の歴史と大きく異なり、しっかりと解説されていたことは良かった。

  • こんなに近くの国なのに、その歴史をほとんど知らないなと思い読んでみた。五帝紀から15年戦争まで、5千年くらい?の歴史本。そして長い。全七巻のすべてが500ページを超える大作で、週末のみの読書では読み終えるのに2か月掛かった。また、あとがきにも書いてあるが、阿片戦争以降がやや駆け足に書かれている。ちょっと物足りないなと思っていたら、中国の歴史 近・現代篇なるものがあるらしい。しかも全10巻とか。いつか読んでみようかなぁ。。。

    追補 あとがきを読んで近・現代篇が全10巻と書いたけれど講談社版で全2巻らしい。どういう感じなのだろう。尽きることのないような資料を読み込んで、咀嚼と反芻を繰り返して自分の血と肉にする。推敲する。それは圧搾機ではなくて適切な言葉を択んでとか。自分が分かっていればいいはずなのに。表現者ってのはどんな感じなのだろう。狭いと思っていたのに見果たせもしない。長いと思っていたのに勝手に期限がくる。車谷長吉の言葉を思い出す。かなわない。

  • 中国の歴史の概観を知りたいと思ったのだが、予想外に細かい「点」にこだわった記述になっていて、ついていくのが難しかった。

  • 高校生の時に陳舜臣さんのこのシリーズをひたすら読みまくっていました。
    その後の進路にも大きな影響を与えてくれた本で、北方謙三先生に「君、ずいぶんと中国史にくわしいねぇ」とお褒めの言葉をいただけたのもこの本のおかげです。

  • 神話時代から春秋の終わり(戦国の始め)までが述べられています。

  • 中国の黎明期から近代までを一気に理解できる。
    中国通史に興味がある人におすすめ

  • 一巻だけ読んでみた。

  • んでもって、次はこっちに来るわけなんですけれども…(笑)

  • 歴史小説やファンタジーにのめりこみ始めた頃、いくつか手にとった中国の歴史を解説した本の中で、もっとも読みやすく、楽しんで読めた本です。

  • 中国史の入門書に最適。筆者独自の読みやすい文体と分かりやすい解説で中国史を面白く紐解いてくれます。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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