- 講談社 (1990年12月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784061848160
作品紹介・あらすじ
富豪の若き1人娘が不審な事故で死亡して3カ月、彼女の遊び仲間だった男女4人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた!なぜ?そもそもあの事故の真相は何だったのか?4人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末は?極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。
みんなの感想まとめ
極限状況の中で繰り広げられる緊迫したクローズドサークルミステリーが展開されます。富豪の娘の不審な事故死を巡る真相を探るため、4人の若者が地下シェルターに閉じ込められ、彼らの性格や人間関係が試される様子...
感想・レビュー・書評
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岡嶋二人作品は、初めて読むが、この作品に関して言えば、登場する人物に、一人として、魅力を感じないのは、何故か。
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1987年に刊行された小説。こんな小説があったのかというのが正直な感想。4人の若者が3ヶ月前の不審な事故死の容疑者として、その母親に地下シェルターに閉じ込められる。意外な結末も良かった。
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まず、とても読みやすかった。
斬新なクローズドサークルでした。結構強引に作られていました。
氷のストッパーのトリックは途中で気付いてしまった。
少し最後の方は呆気ない感じがしたが、読んで良かったなと思えたので未読の方は是非読んでみてください。 -
再読。基本的に、1つの舞台で登場人物4人だけ。おそろしく完成度が高い傑作だなーとあらためて。
今は新版の文庫がでているようなので入手もしやすいみたいです -
クローズ・ド・サークルもののミステリー。
推理小説が好きでいろいろと読んでいる人は、かなり面白く読める物語だと思う。
閉じ込められた空間には四人の男女。
彼らはみんなある女性の事故死に関わっているのでは?と疑われた人たち。
自分が犯人ではないことは自分だけが知っている。
だが、状況的には四人の中に犯人がいるとしか考えられない。
自分たちはなぜ拉致されたのか?
事故について自分たちは何を知っているのか?
たどり着いた真相には驚かされた。
構成、伏線の張り方、そして結末。
どれも素晴らしく楽しめた。
舞台向きに書かれたのでは?と思ってしまいそうな展開だった。
回想シーンや冒頭部分に工夫をこらせば、そのまま舞台として演じることも可能な気がした。
推理小説の基本的なルールというものがある。
謎解きに必要なものはすべて読者に提示されなければならない。
いきなりラスト近くに登場した人物が実は真犯人だった・・・などということはルール違反だと言えよう。
この物語はそれらを含め、推理小説の王道をいく物語だと思う。
かなり昔に書かれた物語だけれど、面白さは少しも目減りしていないと感じた物語だった。 -
面白かったんだけど、シェルターの中の物の配置とか情景がちょっと私には分かりづらくて、想像しにくかった
まあそれはストーリーとはあまり関係ないので、シェルターの中と、事件のあった時の回想が交互に記されているのは面白いと思った -
「岡嶋二人」という名前は、徳山諄一と井上泉による共作筆名。こんな創作の仕方もあるんやなぁ
クローズドサークル。犯人の推理やその結末に驚きの連続。ただ、登場人物が心がちょっと幼いかな笑
かなり我が強い人が集まってました笑
最後のミステリーと推理の違いに関する島田荘司の解説は興味深い -
密室を解くのではなく、密室に監禁された中で過去の出来事を紐解く。物語の中へ読者を引っ張っていくのが上手いと思います。徐々に徐々に引き込まれ、一緒になって謎を追いました。アイスピックの件は途中で想像できたのですが、それがなぜあんな結末になったのかは全員が本当のことを言わないと解明できない。すごくインパクトのある作品と言うわけではないけれど、ちゃんと本格で、とてもきれいにまとまっていて、これからどうなるかという想像をさせてくれるエンディングも私は好きでした。
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クローズドサークルの作品。
内容通りだが、途中から引き込まれる。
4人しかいないから大体の想像はついているのだが、流れがとても良い。
内容
富豪の若きひとり娘が自動車事故で不審死して3ヵ月、彼女の遊び仲間だった男女4人が、遺族の手で地下シェルターに閉じ込められた! あの事故の真相は何だったのか? 4人が死にものぐるいで脱出を試みながら推理した意外極まる結末。極限状況の密室で謎を解明する異色傑作推理長編。 -
ストロングスタイルのミステリーです。
密室に閉じ込められた男女がする
推理ゲーム。
わかりやすいくらいの推理小説。
密室に閉じ込められるという設定上仕方ないとは
思いますが、もう少し動きがあると没入出来た気がします。 -
古めかしくて良かった。
ちょっとオチはガッカリだけど -
再読です。咲子さんの存在感と怖さがすごい話です。主人公の恋と相手の反応はイマイチ好きになれなかったけど、推理は好きでした。
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咲子の別荘に集まった5人の男女。男女間のいざこざで、自殺したと思われた咲子。3か月後、咲子の母親の雅代に招かれ、睡眠薬を飲まされて、密室に閉じ込められた4人。事故当時の写真と「お前たちが殺した」という赤いペンキの文字とともに。3か月前の出来事と、密室から脱走を図ろうとする4人の姿が交互に描かれる。4人が事件を振り返り、自殺ではなく、他殺ではないかという疑いが持ち上がり、お互いに疑心暗鬼にかられ、密室に閉じ込められた人間たちによる心理劇へと。
事件当時の5人の足取り、アルファロメオの目撃情報、アイスピックやイヤリングの存在を絡めて、誰が咲子を殺すことができたのか、車を崖下に転落させることができたのかという謎解きは面白い。
真相は読者には予測しがたいものだが、真相を知ると登場人物の発言が伏線になっていることがわかり、なかなかの佳作と言えるだろう。 -
これは岡嶋作品中でも出色の傑作。核シェルタ内での密室謎解き&心理ゲーム。最後まで展開が読めない完璧なプロットとその話術・展開。完璧で教科書的作品。こういう作品に出会えて幸せ。
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初めて読んだ岡嶋二人さんの作品。二人で書いたものらしい。
テンポも悪くなく… ここからはネタバレを含むかな。
だが、車のトリックや殺人のトリックは、ちょっと無いでしょう、と思う。お母さんがどうして犯人はこの主人公たちの中にいると思ったのかも、思い込みなのか、根拠があったのかよく分からない。というわけで、ちょっとモヤモヤとするところはあったけど、でも読みやすくて面白かったので、ちょっと甘めの★4つかな。結構好きな感じなので、他も読んでみたい。
著者プロフィール
岡嶋二人の作品

時代の流れとミステリの関係って難しいですね。
刑事さんでも、昔は靴をなん足もダメにしながら、聞き込みやら現場に...
時代の流れとミステリの関係って難しいですね。
刑事さんでも、昔は靴をなん足もダメにしながら、聞き込みやら現場に行ってましたもの(たぶん)
今では、「プラチナデータ」ではないですけど、DNAやら監視カメラやらで、情報を足で稼ぐことは少なくなったかもしれませんね(知らんけど 笑)
まだまだ進化していくだろうミステリと、懐かしい時代のミステリ。どちらも楽しみたいと思います。
こちらこそ、マリモさんのレビューでチェックさせていただきます(*>∀<*)ノ
そうそう、『養老院より大学院』も興味深かったです。
わたしも勉強したいと最近とみに思います。
でも、何をと言われるとまだハッキリ自分でもわからないのですが(どういうこっちゃ!)
プラチナデータは、捜査方法の大転換があった近未来なので、遺留物がありながら、DNA捜査システムに引っかからない事案を最初から洗い直そうとすると、初歩的な初動捜査もされておらず、被害者の足取りもわからないという問題に直面するのですよ。足で稼がなくなる弊害ですかね。
地球っこさんも勉強したい仲間なのですね!養老院より大学院読むと、何だかやる気だけはゴーゴー湧いてきますよ。
でも何を具体的にやるのかは、私もまだ考え中です。高校生のときみたいに、考える期限はないので、ゆっくりあっためましょう(笑)
落とし穴や抜け道はあるもんですね~
そしてそして、勉強したい仲間のマリモさんも、
考え中だと...
落とし穴や抜け道はあるもんですね~
そしてそして、勉強したい仲間のマリモさんも、
考え中だということで安心しました 笑
ゆっくりあっためまーす♪