小京都連続殺人事件 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
3.33
  • (2)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 19
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061848252

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1988年刊行。キャサリンシリーズ。
    ストーリーは代わり映えいないが、小京都が何箇所か出てきて楽しかった。小京都が流行っていた頃だろうか。
    金沢市、郡上八幡、高山市、秋田県角館町など。
    特に高知県中村市(現 四万十市中村地区)に行きたくなった。
    (電子書籍 楽天kubo)

  • 漆という名前の人が次々に殺される。
    共通項をみつけにキャサリンが飛び回る。

    事件の展開は推理小説としては一級で,
    深みのあるものになっている。

    最初の數人の殺人の経過の説明が納得感がやや希薄かも。
    キャサリンの活躍で影が薄いだけなのかもしれない。

  • 全国各地で殺されている、変わった名字の男性達。
    一体何故殺されているのか、というのが本筋ですが
    どうしてそれに警察がまったく気がつかないのか。
    話の筋として、なのか、それとも横連携がないから、なのか。
    その辺りの真実はどうなのでしょう?w

    相変わらず振り回されてはいますが
    少しずつ花嫁修業を始めている姿が
    可愛らしいですw
    が、ここまで仕事さぼらせえるのもどうでしょう…?w
    わりと簡単に休める仕事なのか、それともせっせと有給消費か。
    教えてもらってる身としては、休校ばんざいですが
    お金を出してる親から見ると、どういう事!? ですね(笑)

    案外『小京都』と呼ばれる地域はたくさんあるんだな~と。
    別の知識を得てしまいました。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村美紗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×