歴史の交差路にて―日本・中国・朝鮮 (講談社文庫)

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感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061848320

感想・レビュー・書評

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  • 2016.4.18 読了

  • 2013/12/26
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    このお三方はふだんから仲良しなようで、日・中・朝鮮(金達寿は在日2世・新羅よりなので韓国かな)の代表が遠慮なくおしゃべりしている感じ。
    偏らずに歴史を知ることができる。

  • 司馬遼太郎・陳舜臣・金達寿による鼎談をまとめたもの。

    博覧強記の三氏だけあって、日中朝の近代史はもとより風俗や食文化、サービス意識の差異など、話題はすこぶる広汎かつ多様。読み返すたびに新しい発見がある。

    この三氏がそれぞれ日本、中国、南北朝鮮の首脳であったなら、東アジアの関係はいまよりずっと良好なものとなっていたに相違ない。

  • 素晴らしい本だった。こういう、知的好奇心を刺激する本は常に大歓迎だし、待ち焦がれていた良本との出会いが、読書を更に楽しくさせる。
    三人の話がツボを押しまくり、というか、この本を読んで、彼らの言っていることがぴったりとはまる知的好奇心のツボを持っていた自分に、正直、驚いている。
    (2005.7.4)

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著者プロフィール

司馬遼太郎
大正十二年(一九二三)、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。昭和三十四年『梟の城』により第四十二回直木賞を受賞。四十二年『殉死』により第九回毎日芸術賞、五十一年『空海の風景』など一連の歴史小説により第三十二回芸術院恩賜賞、五十七年『ひとびとの跫音』により第三十三回読売文学賞、五十八年「歴史小説の革新」により朝日賞、五十九年『街道をゆく 南蛮のみちⅠ』により第十六回日本文学大賞(学芸部門)、六十二年『ロシアについて』により第三十八回読売文学賞(随筆・紀行賞)、六十三年『韃靼疾風録』により第十五回大佛次郎賞を、それぞれ受賞。平成三年、文化功労者に顕彰される。五年、文化勲章受章。日本芸術院会員。以上のほか主な著書に、『豊臣家の人々』『竜馬がゆく』『世に棲む日日』『峠』『坂の上の雲』『花神』『翔ぶが如く』『項羽と劉邦』『菜の花の沖』など。『司馬遼太郎全集』がある。平成八年(一九九六)二月死去。

「2023年 『歴史のなかの邂逅 同時代篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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