北京の旅 (講談社文庫―中国歴史シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061849440

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  • 1978年に書かれた北京の歴史史跡と歴史記載をからめた紀行文。中国が本格的な近代化に入る直前なだけに、今はかなり変わったんだろうなぁ。芥川龍之介が起こした北京酔いは、今でもおこすような町なのだろうか?

  • 北京の成立から中国の首都として果たしてきた歴史を振り返り、この千年の王城についてのエピソードを紹介しながら、紫禁城、北海、長城、十三陵などを解説する。この本を片手に観光するにはちょうどいいガイドブック。今からもう30年以上も前の1970年代に書かれているので、今ではこの本で紹介されたのとはまったく違う北京があるのだろう。この違いを知るのも楽しみ。

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著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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