kaizenさんの感想
2012年3月21日
誘拐事件と殺人事件が連続して起きる。 身代金の引き渡しが終わり, 子供が解放され, 身代金を渡した親が殺される。 怪奇な事件の裏側が, 十津川警部によって, 1枚,また1枚と剥がされて行く。 最期は,西村京太郎の美学でもある, 人間への信頼で終わる。 人を殺さない美学もあっていいかもしれない。
kooonさんの感想
2009年11月29日
090310
1930年、東京生まれ。数々の職業を経て、創作活動に。63年「歪んだ朝」でオール讀物推理小説新人賞、65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞など各賞を受賞したミステリの巨人。国民的名探偵十津川警部の活躍を描くシリーズでは、第4回吉川英治文庫賞を受賞した。2022年3月逝去。 「2023年 『ストーブ列車殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」