蒼夜叉 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 182
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061849617

感想・レビュー・書評

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  •  相当数、読み返している。この装丁で残っていたことに感謝。
     天皇の歴史の壮絶非道な血で血を洗う争いの多さにに驚愕。
     祟る、の文字はこの祟徳上皇からきたのか?と思えるほど。
     一時、かなり天皇家の系譜に詳しくなっていた。奇想天外なストーリーより、作者は実はこの天皇家の負の歴史を知らせたかったのでは、と思ったほど。
     読み込みすぎて、かなり痛んでいる本だ。

  • 歴史小説ファンタジーという世界だろうか。随所に史実を織り交ぜながら、そうかもしれないなと思わせるような世界に引き込まれる作品。崇徳天皇の怨念をベースに物語りは進む。

  • 2010/8/28

  • 青森のキリスト伝説の地で、男が十字架で首吊り死。それを冷然と眺め、闇に消えた謎の美少年。さらに京都、香川と怪事は続き、例の美少年が現われる。これらの地には必ず怨霊伝説が存在した。怨霊の跳梁、さらにソロモン秘宝の謎を秘め、話は核心へと。
    壮大構想で興奮を呼ぶホラー傑作。

  • 横尾忠則 表画

  • ねむり男シリーズ第一弾。
    キリスト伝説の地で起こった首吊り、その現場から消えた美少年がもっていた小さな匣。その匣の中にはかつての怨霊が潜んでいた!

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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