- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850354
感想・レビュー・書評
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ベートーヴェンと弟子のツェルニーが色々な事件に巻き込まれ、なんとか解決するという話。
実家にあったとても古い本。
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「楽聖」ベートーヴェンが巻き込まれた事件を
弟子のチェルニーと共にドタバタとやり過ごす(解決とは言いにくいw)
ベートーヴェンというと、あの肖像画のイメージですが
この小説内の彼は実にアクティブ(笑)
恋したり、喧嘩したり、人間くさくて楽しいです -
楽聖大活躍。もっともっと活躍してほしい。
続編はないのだろうか。 -
「モーツァルトは子守唄を歌わない」が大好きなので。
この人の書くベートーヴェン先生は、意外だけど全然意外じゃない。
音楽室で見た肖像画通りの性格だけど、あの口から「俺は~」とか「~だぜ」とか出てくると考えると感動。
周囲の人物も彼に負けず劣らず皮肉屋だから、やり取りがすごく楽しい。
そして追記での作者さんのからーいお言葉もすごかった(笑) -
恥ずかしい話、この本の主人公である「楽聖」は、きっとこういうノリの人だったんだなぁ、としか思えないくらい。こういった「やるせなさ」「諦念」そして「楽しさ」が融合した作品は好みが分かれるかもしれませんが、俺的には良い感じ。文体も読みやすい。また、短編小説としても質が良いと思います。
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音楽家シリーズ第3弾。
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ベートーヴェン先生とその仲間たちの、ギャグでアイロニカルでハードボイルドな短編・中編集。好みは分かれそうですが、好きな人は大ハマリする類のものです。乱歩賞を受賞した「モーツァルトは子守唄を歌わない」とあわせて。
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「モーツァルト〜」の番外編。
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「楽聖」ベートーヴェンが、ウィーンの町に渦巻く陰謀を弟子のチェルニーと掛け合い漫才しながら解く。
意外かもしれませんが、この人の行動は確実にハードボイルドなのです。