説得―エホバの証人と輸血拒否事件 (講談社文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061850668

作品紹介・あらすじ

自らの信仰に忠実に従うあまり、両親は愛児への輸血を拒否。交通事故に遭った小学生は苦しい息の下で「生きたい」と訴えながら、出血多量で死んだ。なぜ、両親は子供に対する輸血を拒否したのか。なぜ、医師は輸血を施し子供を救えなかったのか。衝撃の事件の真相に迫る講談社ノンフィクション賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • もし子供が自分の意志で輸血を拒んだとして、その決断は尊重されるべきなのか。親がエホバの証人で、周りが信者ばかりの環境で育ってきたその子の考え方は、成長していくにしたがって変わっていく可能性も大きい気がして、医師が無理やり輸血してしまえばよかったんだと思ってしまう。宗教と命、天秤にかけた時どちらに重きを置くかは個人の自由だけど、特殊な環境で育ってきた10歳の子にこれを適用するのは、どこか間違っている気がする。

  • ¥105

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著者プロフィール

1961 年東京生まれ。ノンフィクション作家。中央大学大学院哲学科修了。『説得』で第11 回講談社ノンフィクション賞受賞。『人格障害をめぐる冒険』(草思社)、『麻原彰晃を信じる人びと』(洋泉社)、『萌えの研究』(講談社)、『夢を操る―マレー・セノイ族に会いに行く』(講談社文庫)、『ではまた、あの世で 回想の水木しげる』(洋泉社)ほか多数。編著に『本日の水木サン』(草思社)などがある。

「2017年 『オタクとは何か?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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