本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061850941
作品紹介・あらすじ
今トヨタと日産で何が起きているか。地域をもまきこみ、現場で進められた生産性向上運動は、さまざまな歪みを生み出し、ついには日米自動車戦争まで引きおこした。問題は山積したまま、人員削減だけは急ピッチで進む絶望工場の暗部に光をあてる。繁栄の翳りが見える自動車産業の最先端を克明に追うルポ。
感想・レビュー・書評
-
こちらはプロジェクトXっぽいお話ではなく、副題にあるように自動車王国の暗部を語っている本なのだ。
トヨタのかんばん方式は下請けいじめだ、年間20人以上自殺者がいる企業は異常である。
日産の労働組合は資本家とぐるで、労働者の自由な発言の機会はない。
などなど、1990年ごろに書かれている本なので、20年たった現在は状況は好転しているのだろうか。
さらに遡り、『自動車絶望工場』なる本がある、この作者がトヨタの工場に潜入してかいたものらしい。機会があればこちらも読んでみたい。
これを怖いもの見たさという。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示