眠れる森の美女 完訳ペロー昔話集 (講談社文庫)

  • 講談社 (1992年1月1日発売)
4.25
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 27
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (344ページ) / ISBN・EAN: 9784061850972

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • グリム童話並に数があると思い込んでいたので8本という少なさに驚いた。ペローの著作ってほんとにこれだけ? グリゼリディスでは、羊飼いの娘の清らかな愛らしさ、ろばの皮では晴天、月、太陽それぞれの色のドレスのまばゆいばかりの美しさ、それらの形容がなんとも詩的で良かった。 韻文による物語は和訳において韻の再現まではできないとみえて、そこは残念。原文の言語を解しないが、見てみたいと思う。

  • 赤頭巾ちゃんが最終的には食べられてしまってお終い。というタイプの童話を探していた時に見つけた本。眠り姫の王子との結婚後の大変な姑とのバトルも書かれています。童話は陰惨な話をなんてこと無いような口調で語られるところがギャップがあって面白いと思う。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

Charles Perrault (1628-1703)
17世紀フランスの作家、詩人。ルイ14世の宮廷に仕えた政府高官だったが、晩年に民話をもとにした作品を次つぎと公表し、フランス民話編纂の始祖として知られる。民話に独自のアレンジを加えた彼の作品は、後世に様々な影響を与え、いまでも読みつぎ語りつがれている。

「2023年 『民話の森叢書1 グラビアンスキーの絵本ペロー昔話集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

シャルル・ペローの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×