水車館の殺人 (講談社文庫)

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  • 講談社
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レビュー : 342
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061850996

感想・レビュー・書評

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  • 館シリーズ2作目
    現在と過去が交互に出てくる構成。この時点で騙されてた
    プロローグは本編でも改めて描かれるが、日の出前の地下室の焼却炉というのがまた不気味

  • ざっくりした犯人とトリックは予想できたものの、謎解きパートは難しかった。最後もびっくり。

  •  館シリーズの第2弾。

     十角館のほうが衝撃度が大きいという紹介ブログを見ていたんですが、私としては、こちらのほうが衝撃的な結末だったかな。
     十角館も確かに衝撃的だったけど、サスペンスの2時間ドラマで、端役と思われるのに、有名な俳優さんが演じているせいで、この人が犯人だな…て思っちゃうような感じがあったから。

     こっちは、純粋に最後まで分からなかった。
     いや、何となくトリックは分かったけど、最終的なところを間違えてた。

     それにしても、島田さんのキャラ…性格というか、何か不思議ですね。
     時代のせい?
     それとも、わざとそういう感じのキャラにしてるのかしら。




     あと、ネタバレかもですが……













     十角館を読んだ後、発刊順を確認するため、wikiで館シリーズを調べたら、これって、島田さんを探偵役とするシリーズだったんですね。
     これ、十角館を読む時点で知ってたら、さらに疑わしい人が絞られちゃって、犯人が分かったときの驚きが減っちゃいますね。

  • 久しぶりの推理小説。
    重厚でした。

  • そう来たか!な結末。おもしろかった。
    いかにも殺人事件が起こりそうな館が素敵。
    どんでん返し度は前作の十角館の殺人の方が大きかったかも。

  • 初読。図書館で物色中に「そういえばこの作家さん読んだことないなあ」と無作為に選んだ1冊。そうか、本格推理小説だったのか。(タイトルで気づきそうなものだが。)幅広くミステリーは読むけれど、本格は有栖川有栖さんくらいしか読んだことがない。謎がまったくお手上げだとつまらないし、解けてしまってもつまらない。謎解きが終わると、「いいとこまでいけてたのになあ」と思うんだけど、あともう少しがやはり及ばないんだな。私には解けそうで解けないギリギリの感じがよかった。探偵役がもう少し魅力的なほうが好みではあるんだが。

  • 過去と現在を交互に読むのは楽しかったな。エピローグとインターローグはペラペラめくりながら読みましたよ。仕掛け的には十角館ほどの驚きは無かったけれど島田潔のキャラクターや中村青司という繋がりなどが固まりつつあり館シリーズ読破せねば!と思わずにはいられない作品だなぁ。
    十角館とは違う作品の締め方に次の作品の期待も高まる。

  • 館シリーズ2作目
    1作目がそして誰もいなくなった、をイメージしているとしたら今作は犬上家かなーとか思ってしまいました。
    丁度映画の犬上家を視聴したばかりだったので
    怪我で見られなくなった顔にゴムのマスク、という描写でついつい思い出してしまいました。

    一作目も思ったのですが割と途中で、この人が犯人じゃないのかな...っていうのがうすぼんやりわかるつくりになっている気がします。というかマスクがある時点でどうしても入れ替えトリックが頭をよぎってしまうので、実はそう思わせておいて!っていうの方が読みたかったかもしれないです。
    それでも面白いことは面白い。

  • 面白かった。

  • 館シリーズ第二作。
    う~ん、水準以上の面白さはあるけど、なんとなく物足りない感じだった。

    過去と現在を交互に描いてるんだけど、一人称と三人称の書き分け・・・。読んでいる時、なんかだか違和感を感じてたんだけど、読後、つまり謎が解明されて、この書き分けが違和感の原因かと納得。ボ~ッと読んでいても、張られた伏線に気がつかないなぁ、と反省。
    登場人物の一人が仮面をかぶってる時点で「入れ替わり」を予感させる(実際、入れ替わりはあった)が、この書き分けを注意していれば、もっと楽しめたかもしれない。
    密室から男が消える謎なども、言われてみれば、「あ~、なるほど」と思わせる解法。

    幻視画家、藤沼一成の遺作「幻影群像」が明らかになったシーンは、「おっ!」と思わせるが、強烈な驚きというほどのものではない。探偵役・島田潔が謎を解明するのも、やや唐突感がある。

    ☆3個

    背表紙~
    古城を思わせる異形の建物「水車館」の主人は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶる。そして妻は幽閉同然の美少女。ここにうさんくさい客たちが集まった時点から、惨劇の幕が開く!
    密室から男が消失したことと、一年前の奇怪な殺人とは、どう関連するか?
    驚異の仕掛けをひそませた野心作。

    入れ替わりにしても、密室のトリックにしてもヒネリは効いてるんだけど、なんか小粒感・・・。

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著者プロフィール

綾辻 行人(あやつじ ゆきと)
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部在学中、京大推理小説研究会に所属。研究会同期に、後に結婚する小野不由美がいる。1982年、同大学大学院教育学研究科に進学。1987年、大学院在学中に『十角館の殺人』で作家デビュー。講談社ノベルス編集部が「新本格ミステリー」と名付け、その肩書きが広まった。1992年大学院を卒業後、専業作家に。
1990年『霧越邸殺人事件』で「週刊文春ミステリーベスト10」1位。1992年『時計館の殺人』で日本推理作家協会賞長編部門を受賞。2011年『Another』で「ミステリが読みたい!」1位。2018年第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。
主な代表作として、デビュー作『十角館の殺人』以来続刊されている、長編推理小説「館シリーズ」。

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