雪密室 (講談社文庫)

著者 : 法月綸太郎
  • 講談社 (1992年3月3日発売)
3.12
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  • 本棚登録 :641
  • レビュー :72
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851115

作品紹介・あらすじ

誇り高い美女からの招待で信州の山荘に出かけた法月警視だが、招待客が一堂に会したその夜、美女が殺される。建物の周囲は雪一色、そして彼女がいたはずの離れまで、犯人らしい人物の足跡もついていないのだ。この奇怪な密室殺人の謎に法月警視の息子綸太郎が挑戦する。出色本格推理。

雪密室 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2018年4冊目。
    法月綸太郎シリーズ4作目。どうやらこれが探偵法月綸太郎初登場作品らしい。完全に読む順番を間違えたせいで、既にあたしの中で出来上がっていた法月親子の関係とは若干温度感が違うように思えてしまった。
    雪で山荘で密室・・ってもうさんざん読んでるし、どうかなーと思ったけど、実際そのトリック自体はあんまり・・だった。でも、それ以外の部分で十分読みごたえがあったし、総合的には面白かったかな。
    最初と最後のつながり方で、「なるほど、そっちね」とニンマリw

  • 「法月綸太郎」シリーズ。
    作者さんも主人公も、名前が法月綸太郎です。

    ガチガチの本格的な密室ものです。
    法月警視は、とある女性に呼び出されて、山にある別荘に赴く。
    警視以外にも、招待された人間がいた。
    招待客の共通点は、女に弱みを握られていること。
    ここで知り合った少女・美和子は、後の作品にも登場しています。

    警視達を呼び出した女が殺されてしまう。
    被害者を殺す動機はその場にいる人間全てが持っていたが、状況的に自殺としか考えられない。
    特殊な鍵と雪による密室があるからだ。
    真相を解明させる為、警視は息子・綸太郎を呼びつける。

    法月親子は本当に仲が良いです。
    結局、二人は本当の親子なの?
    ボンヤリ読んでいた為、その辺りがモヤモヤした状態です。

  • 法月親子のやり取りが笑ってしまう、仲の良さそうな親子で何より。いろいろ詰め込みすぎてなんだかわからなくなった感はあるし、3歳の女の子が…と納得いかない点は残ったものの総評するとおもしろかった。

  • 2016/1/18

    913.6||ノリ (3階日本の小説類)

    雪降る山荘で起こった殺人事件。現場は発見者以外の足跡がない、雪に閉ざされた密室。
    犯人は? その手口は?

    父・警視、子・推理作家。
    2人が活躍するシリーズ第1作目になります。

    図書館に入り浸りだった常連さんに薦められ、本格ミステリーを読むきっかけにもなった思い出の1冊です。

  • 法月貞雄警視のキャラが鰻食ってビール飲むオッサンから重い過去を背負う渋いオヤジになりました。すごくクイーンって感じでした。被害者のモデルはローマ帽子の人なのだろうか。

  • 密室ミステリー。オーソドックスな作品だと思います。ミステリーはどうしても時代の影響を受けてしまいますね。最後の最後までミステリー色を残してくれました。

  • 複雑に絡み合った人間模様とそこから生まれる悲劇を上手く描いている。密室トリックもシンプルにして明快なのが良い。惜しむらくは、事件の背景とエピローグが若干蛇足だったかなという点。

  • 緻密な新本格ではあるけれど、やられた感じはない…
    軽めのエラリー・クイーン。

  • 悲惨な家庭環境に育った子供の縮図と、積年の恨みの復讐が動機だと思います。そして、不可能犯罪と思われる密室殺人の計画を実行する。
    ※最初から仕組まれた事件なのか・・・。
    法月綸太郎の長編第二作目にしては、よく練られしかも本格ミステリの王道を真正面から当たる作品に仕上がっていると思います

  • 法月綸太郎初期の作品で、典型的な本格推理物です。
    法月シリーズはトリック云々より、人間関係の描写や、誤解が誤解を呼ぶ複雑なドラマが魅力だが、本作もその萌芽が見て取れます。

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