初代総理 伊藤博文 (下) (講談社文庫)

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  • 講談社 (1992年5月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784061851528

感想・レビュー・書評

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  • 読んだきっかけ:伊藤博文伝をいつか読みたいと思っていた。ブックオフで2冊420円だった。

    かかった時間:5/23-6/13(22日くらい)

    内容:初の豊田穣作品。

    伊藤博文伝です。上下巻で1000ページに及ぶ大作。読み応えがありました。下巻は、大久保利通の死からスタート。そして、憲法制定、政友会を組織、そして韓国統監から、暗殺まで。

    読み終わってみると、上巻は、伊藤博文伝のプロローグであったと思う。彼の本領は、大久保利通の死から始まるといっていい。

    その後半生は、伊藤博文の支持する「立憲君主」VS「自由民権」の戦いが主なテーマとなる。

    簡単に要約しきらないので割愛するが、まさに政治家、という生き様に思う。生まれたばかりの議会はもめにもめており、最初の15年で11回も内閣が組み変わっている。
    明治時代というと、立憲政体とはいえ、天皇を中心とした藩閥の専制時代と思っていたが、そうはうまくいっておらず、苦労の連続であったようです。

    それは、どれだけ自由民権派に煮え湯を飲まされても最終的な目標が民主政体であると彼が認めていたからなのでしょう。

    読み終わるまでにやけに時間がかかったけど、納得の一冊です。

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